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感想・レビュー・書評
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気軽に読めて痛快だな。
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漫画の無料公開分が面白かったので続きから。小説も漫画と雰囲気が全く変わらず、さくさく読めて面白かった。
薬師で薬草偏執狂の猫猫と、麗しの宦官・壬氏の生い立ちが縦軸、宮廷で起きる数々の謎を猫猫の観察眼と知識で解決するのが横軸。
なのだけど、猫猫への好意が隠しきれない壬氏と、全く恋愛感情のない猫猫のやり取りをニヤニヤして見守るというのがメインな感じ。
こういうのも久しぶりに読んだけど、気楽に読めて気晴らしになっていいですね。 -
前巻最後で後宮から花街に戻った猫猫だったが、今度は壬氏直属の下働きとして宮廷の外廷で働き始める。そして舞い込んでくる小火騒ぎ、官僚の食中毒、職人の遺した謎の遺言の謎。妙に突っかかってくる官女。壬氏に妙に絡む軍師の羅漢。小さな謎を解いていくうちにある大きな流れが見えてくる。前巻に比べ登場人物がより生き生き動いていて楽しい。壬氏、猫猫に邪険にされて拗ね過ぎだろう!今回は猫猫の生い立ちが語られたり壬氏の謎が少し仄めかされたりしてるけど肝心の大きな謎の正体は以下次巻。いや何巻か先かも。しかし花街仕込みの猫猫の房術講義、どれだけだったんだろう。
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4.1
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おさらい。
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シリーズ2冊目、表紙は青薔薇を握る小猫▲後宮女官を解雇され花街に戻るや否や、宦官のお付として外廷に出仕。型破りな薬屋の娘と残念な宦官に巻き込まれる人々…▼沈思と思考停止が混在しつつ…言葉少なげが意味深そうな小娘探偵。あーこれは、勘違い系それも迷探偵ものコメディーの系譜と確信。ついていない偽装が効果的なラブコメディー。振り回される人々は、無我の境地に至った僧が解脱へ向かい、涅槃図のような穏やかな様相に、一転、蜘蛛の糸が切れた罪人の如し…壁に頭を押し付ける成銀。やら、失願症のもへじ。そして梅梅…(2015年)
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後宮女官を解雇された猫猫は、花街に戻ってきた。しかし、すぐに超美形の宦官・壬氏のお付として、外廷に出仕することになる。壬氏への嫉妬から他の官女たちにからまれ、倉庫の小火、官僚の食中毒、腕利き職人が残した不思議な遺言の調査など奇妙な事故や事件が多発する。(e-honより)
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アニメを見て原作を読んでみた。
後宮女官を解雇された猫猫は、壬氏のお付きとして外廷に勤めることになる。そこでも次々と起こる事件を解決してゆくが、それらのつながりが見えてきて…
1巻に続き全体の盛り上がりはいまいちだが、主人公のキャラがいいし壬氏や新たに登場した羅漢という変人キャラも面白い。猫猫と壬氏の今後の関係も楽しみ。 -
鳳仙花とかたばみ
外出先では読んだらあかんかった