本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (168ページ)
感想・レビュー・書評
-
オマル・ハイヤームは3次方程式を確立したり、バリバリ理系の人。どうせ神の意志(生きる意味)なんてわかりっこないんだから、酒を飲めという(笑)。
「酒」は文字通りの酒でもあろうが、神が土で作った器(肉体)に注いだ"エロス的な生"と理解してもよさそうである。
無常観とか、仏教と通じる"暗さ"がある。けど、酒を飲んでいまを謳歌しようじゃないかという結論が、仏教とはまるで違う。
徹底した悲観主義のようでいて、酒をもって人生を肯定しているようにも。まあスピリチュアルな本。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示