AV女優、のち (角川新書) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • AV女優というあまりにも特殊な職業に対するそれぞれ考え方が知れて面白かった。

  • ちょっと複雑な気分になる本だな。一位になりたい、という意欲は良いと思うんだけど、評価されたいとか、そのあたりに頭がいっぱいになりすぎて、代償となったものが大きくないかとか、考えてしまう。男の身で、そういうことをいうのも、どの口がいうという感もあるんだけど。冷静な分析をしている元女優さんもいたし、それは人それぞれだろう。あとがきの方では、ずっと後悔している人もいるとあった。なかなか考えさせられる話だ。

  • 眠れない夜に一気読みしました。
    著者が主張があって一気に何かを描くというよりもかつての人気AV女優の方々にインタビューをして、当時、現在を語ってもらう内容になっています。
    こういった性に関わることになるととかく暗い話や後ろめたいような話が期待されますが、本書ではそのようなことはなく、淡々と状況が語られています。
    とても面白かった。という表現もしっくりこないのですが、なんだか引き込まれるような感覚でページをめくる手が止まりませんでした。

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著者プロフィール

1967年埼玉県生まれ。ライター、アダルトメディア研究家。
美学校考現学研究室卒。主にアダルト産業関連をテーマに執筆。特にエロとデジタルメディアの関わりや、アダルトメディアの歴史の研究をライフワークとしている。AV監督やカメラマン、漫画原作者、トークイベントの司会者などとしても活動。
主な著書として『痴女の誕生――アダルトメディアは女性をどう描いてきたのか』(2016年)、『巨乳の誕生――大きなおっぱいはどう呼ばれてきたのか』(2017年)、『日本エロ本全史』(2019年、いずれも太田出版)、『AV女優、のち』(角川新書、2018年)、『ヘアヌードの誕生――芸術と猥褻のはざまで陰毛は揺れる』(イースト・プレス、2021年)などがある。

「2023年 『日本AV全史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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