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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (191ページ)
感想・レビュー・書評
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企業文化・企業組織に関する読書案内。様々な著作や研究が採り上げられており、これはこれで有効。(いろいろ買って読みたい誘惑に駆られてしまう。)
第6章・金融業に関する章が殆ど唯一の著者独自の経験や考察であると言ってもいいかもしれない。
社風・企業文化のマネージメントは、古今東西の大きな関心事項であるが、正解はないというのが実際。トヨタについて触れられていたところで、『文化は偶然にできたものではなく、意識して創り上げ、伝承してきたものであり、そのための人材養成』というくだりが、大事である。長く時間がかかるものであり、結果が直ぐに見えるものではない。失敗するかもしれない。それでも心を砕いて経営者・社員が一丸となって取り組む優先課題なのだろう。
また、本書には最近のイノベーションの影響についても論じている。AIが企業文化に与える影響、またどのように活用するのか、今後実例検証もでてくるであろう。スピードが求められている時代、待たずに色々取り組む必要がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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