名画の謎 旧約・新約聖書篇 (文春文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 再読。ユダヤ教徒でもキリスト教徒でもないが、この一冊で、絵画とともに、旧約聖書と新約聖書が学べる優れもの。筆者のツッコミにくすりと笑い、納得させられる。ティソの「十字架上のキリストが見たもの」は何度見ても、視点が秀逸だと感じる。

  • 宗教画ってよくわからないから苦手だったんだよね。その裏の隠された意味が分かると少し楽しい。受胎告知雄しべと雌しべが描かれてるんだって。

  • 【難解な宗教画が一気に魅力的に!】矛盾があるからこそ名画は面白い! 「創世記」からイエスの生涯、「最後の審判」などのキリスト教絵画を平易かつ魅力的に解説。

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著者プロフィール

早稲田大学、明治大学、洗足学園大学で非常勤講師。専攻は19世紀ドイツ文学、オペラ、バロック美術。日本ペンクラブ会員。著書に『情熱の女流「昆虫画家」——メーリアン』(講談社)、『恋に死す』(清流出版社)、『かくも罪深きオペラ』『紙幣は語る』(洋泉社)、『オペラで楽しむ名作文学』(さえら書房)など。訳書に『巨匠のデッサンシリーズ——ゴヤ』(岩崎美術社)、『訴えてやる!——ドイツ隣人間訴訟戦争』(未来社)など。

「2003年 『オペラの18世紀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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