なるべく働きたくない人のためのお金の話 [Kindle]

著者 :
  • 株式会社百万年書房
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感想・レビュー・書評

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  • 後半は精神性みたいな話になっているかと。(大事なことではあるけど)ただ、自分の人生の主導権は他者に委ねるのではなく、自らの手でというのはとても大切な考え方。

  • お金の不安を解消したい、、
    できるだけ働きたくない、、
    そんな人は必見だ!
    3つにまとめた。

    キツいことはしない
    キツいことや苦しいことがあると、ストレスが生まれそれを解消するためにお金を使う。では、そもそもキツいことがなければ、どうだろう。
    ストレスもないので、お金も使わない。
    嫌なことはしないで、生きよう。
    嫌なことから逃れた環境にお金を使うのは、アリだ。

    月に最低いくらで暮らせるだろうか。
    これを知っておくだけでも安心だ。
    かなり不安は減ることだろう。家計簿をつけるのも良いができれば、最低額でお試しで生活してみるのがいい。

    半年分は貯めておく
    生活防衛費と投資本ではよく言われているが、半年分の生活費は貯めておこう。病気や事故など、何か起きたときもとりあえず対応できるだろう。

  • こういう選択肢もあると知っておくだけでも、意味があると思いました。
    今の生活は、自分で選択していると改めて感じました。

  • 『年収90万円で東京ハッピーライフ』著者の本
    お金の稼ぎ方そのものの話ではなく、お金を使わず暮らしていくための思考の話、といったところ

    お金のために働く必要はない
    世間に合わせた暮らし方でなく、本当に自分に合った暮らし方をしていく
    そして常に思考もアップデートしていく

    なんのために生きているのか
    自分にとって何が幸せなのか
    見失わないようにする

  • タイトルは「お金の話」ですが、まずお金よりも前に自分がどう生きたいのかを考えることが大事とされていて、ただ節約方法を述べたような本ではありません。
    ・まずは辛い場所から抜け出す、やりたくないことから逃げる
    ・長期的な達成目標は立てずに、思わぬ展開を楽しみ受け入れる
    ・周りを納得させようとしない
    ・自分の生き方を絶対に正しいと思い込まないのが大事、途中で変わってしまってもOK
    というのが響きました。
    私自身は冷暖房も使わないような生活はできそうにないけど、自分にとって快適な生活を考える上でのヒントになる気がします。

    大原さんの本を読むのは3冊目で、大原さんの勧めに従って(?)この本も図書館で借りて読みましたが、手元に置きたくなりました。
    いやでも、再読したくなったらまた借りることにしよう(笑)

  • 多くの人が持っているお金に対する考え方や価値観とは異なる価値観に触れられる本。

    大事なのは「心の余裕」なのだと思った。働きすぎたり、ストレスから心の余裕がなくなると、ものの見え方や感じ方もネガティブな方向に流れていってしまう。
    「自分はどうありたいのか?」を明確にして、それを実現することで、心にも余裕がうまれ、著者のようにお金に対する付き合い方や感じ方も変わってくるのだと思う。

    キーワードは「ハッピー」

  • バブル時代を経験した者として、今の世の中での若者の悲壮感を感じた。その中でもたくましく生きていく姿に感動。

  • 『お金の気持ちを考える』という独特な思考が面白かった。

    低所得でありながら、お金の悩みから開放さている著者の生き方・考え方が好きです。

  • 序章:隠居生活の概要:週休5日、アルバイトをたまに+読書散歩など自由な生活。年収90万円で生活。食費は1日300円。
    玄米菜食が基本だが、外食では動物性食品も食べる。
    冷暖房なし、携帯なしの生活。

    23歳で上京し、かつかつの生活の中で、自分なりの快適をきちんと考え選択してきた著者。
    彼女の生き方が万人に合うわけではないが、「豊かさ」が見直されている今、こうした生活に同意する人は増えていると思う。

    マイルーティンの見直し基準、常に改善アンテナはオンにし、自分を正しいと思わない事が大切だと理解した。
    社会という銀行に貯金するという考え方が良いなと思った。地産地消、ふるさと納税‥理念に同意するお金の使い方をしたいと思う。

    世間の標準に合わせて生きることは、考えずに済んで楽かもしれない。しかし、それでひずみが出てきたら、きっとそれは考えるとき。自分と向き合う事は労力がいるが、自分にとってちょうどいい生活をできるかもしれない。

  • いろんな考え方があるんだなぁ。

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著者プロフィール

1985年愛知県生まれ。25歳から東京で週休5日・年収90万円の隠居生活を始める。31歳で台湾に移住し、3年半隠居生活を実践するが、現在はコロナの影響で帰国。著書に『隠居生活10年目 不安は9割捨てました』(大和書房)『いま、台湾で隠居しています』(K&Bパブリッシャーズ)、『なるべく働きたくない人のためのお金の話』(百万年書房)などがある。

「2022年 『フツーに方丈記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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