人生の結論 (朝日新書) [Kindle]

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  • 朝日新聞出版
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感想・レビュー・書評

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  • 【運とは決して
    自分がネガティブなときに訪れたりはしません】

    誰しもが抱く悩みについて
    ビシッと結論をくれる本

    人間関係
    働くこと
    自分との付き合い方
    粋について
    人を愛すること
    年を重ねる
    自己実現

    毎日1ページでいいから
    必ず読みたいと思える本に出会えました

  • 著者の小池一夫さんは、この本で初めて知りましたが、とても大人な考え方で、参考になりました。

    「成熟した大人」とは、自分が成熟していないニセモノの大人であると自覚している大人のことです。
    という箇所にはとても納得出来ました。

    めちゃくちゃいい本でした!

  • すべてが刺さったわけではないし、この本が人生の結論だとも思わない
    これからの人生の指針、今後どうしたいかどう生きたいかを考えさせてくれる本だった
    最近では子ども連れにもっと優しくしてほしいとか、そういう自分中心の投稿などがあるが
    我慢する、しない場面は子ども育てる大人としてわきまえなければいけない
    少しでも刺さる内容があると思う
    読んで損はないかなと思える本だった

  • もっともっと、著者の言葉に触れてみたくて
    手に取った。

    さらに詳しく書かれ、具体的なエピソードの中で
    どう感じたのか、どう思うのが良いのか。
    ゆっくりと語りかけてくれるような
    口調の文書に、温かみを感じる。

    心が弱った時に、さっと開いて何度も読んでみたい。

  • 以下ハイライト
    第1章 人間関係について
    他人に完全を求めない、自分が不完全なのだから
    第2章 働くことについて
    仕事で成功するということは、アウトプットが上手くいったということです。アウトプットのためには、その何倍、何十倍ものインプットが必要なのです。
    第3章 自分との付き合い方について
    「自分にないものを求めない」というあきらめが大事なのだ
    「あなたに敬意を払わない人に、あなたが敬意を払う必要はない。あなたのことが嫌いな人を、あなたが好きになる必要もない。あなたを大切にしない人を、あなたが大切にする必要はない」
    第4章 粋について
    本を読むことで知識を得て、旅に出て行動することで知識が知恵に変わる。人の悪口を言わないことは人格を表す。少なくとも僕の周りで魅力的な人たちは、この三つに全て当てはまります。
    第7章 自己実現について
    「市井の片隅に生まれ、そだち、子を生み、生活し、老いて死ぬといった生涯をくりかえした無数の人物は、千年に一度しかこの世にあらわれない人物の価値とまったくおなじである」

    読みやすい文体で自分を肯定してくれるような本。

  • ■上質なものにふれる:いくら上質なものが目の前にあっても、自分の感性や教養のなかにないものに反応することはできない

    ■大人になって欲しがるもので育ちがわかる:中国のことわざ「もしあなたに二つのコインしか残っていなければ、一つで一斤のパンを買い、もう一つで百合を買いなさい」。生活で手一杯でもせめて百合の花を買う余裕をもつ。本当に二つのコインで食料を買う場合でも、野の花を摘み、一輪挿しに飾る余裕をもつ。

  • 普通でした

  • 器の大きい、深みのある人間になりたいと思いつつ、具体的な目指すものが分からずにいましたが、この本が指針になってくれそうです。

  • ドラゴンクエスト、北斗の拳、刃牙など
    私の青春を捧げてハマった作品の世界に誇る作者達を育てた、偉大なる小池先生こ書籍、
    大人としての美学、参考になる人生訓が盛り沢山です。

    大人とての人間力を磨く中、何かに迷った時に
    「人として美しいかどうか」という基準には
    感銘を受けました。

    いつまでも逞しい大人であるべく、
    自分にとっての美を磨き続きたいです。

  • 人生を理解した大人の言葉は子供の自分にもわかり味が深い

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著者プロフィール

小池一夫(KOIKE Kazuo)
1949年山梨県生まれ。桜美林学園理事長。桜美林大学名誉教授、聖徳大学名誉教授。英語学・英語史・英語語彙論専攻。日本英語教育英学会理事長・評議員、日本英語表現学会理事、日本文体論学会理事、片平会顧問。著書に『英語学概説』(青磁書房)、『語と構造の間―英語学研究序説―』(青磁書房)、『英語の世界』(共著、三修社)など。その他、英語学・言語学・英語教育に関する論文多数。

「2023年 『君は大学で何を学ぶべきか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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