図書館の殺人 ウラゾメテンマシリーズ (創元推理文庫) [Kindle]

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  • 東京創元社
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感想・レビュー・書評

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  • 高校生探偵裏染天馬シリーズの第4弾、とはいえ図書館が好きなので何気なく読み始めたたらシリーズものだったとのことで、若い世代向けの文章でサクサク読めるが犯人候補はダイイングメッセージの謎解きも含めて二転三転していく。天馬とは袴田柚乃よの関係もどうなっていくのか。過去の経過もそうなってきたのか、シリーズをつい読みたくなってしまう書きっぷりに拍手。

  • 論理的に1つずつ証拠を説明つけていくのは流石だったが、今までと比べて地味な印象を受けた。 若干無理筋というか、ご都合主義的なところがある。 犯行の内容が地味だったような気がするし、物語の焦点がぶれているような感じ。 いよいよ裏染の過去というか、内面に迫るようで自作は楽しみ。

  • 裏染シリーズ4作目。でも読むのは2作目。
    順番間違えたかな〜と思ったけど、前作部分のネタバレはなかったので良かった。

    ちゃんと解こう!と思ってたくさん線を引いて挑んだけど撃沈。犯人は司書さんたちの中にいると思うじゃん…。。まさかすぎる人物で驚いた。
    意外性を持たせる意味で犯人を母親にしたのかもしれないけど、ちょっとお母さん過保護というかやりすぎというか…。
    20歳の息子の後をつけて、息子を守るために1人目を殴り付けたのに、その息子を殺しちゃうの…?
    息子可哀想すぎる。

    結局ダイイングメッセージは「母」と書きたかったのか、鍵の国星から「く」と書きたかったのか、よく分からなかった。

  • Audibleにて。
    裏染シリーズお馴染みの高校生たちが、今度は図書館で起こった殺人事件の謎に挑む。
    軽妙な語り口はいつもどおりで、気軽に読めるが、最後はしっかり驚かせてくれた。
    運転中、散歩中のAudibleには良いが、ナレーションの抑揚が強すぎて睡眠前のAudibleには向かない。

  • 裏染天馬シリーズ4作目。続きものだと知らずに読んでしまい、キャラのバックボーンなど分かった状態で読みたかったな…と後悔。
    ダイイングメッセージに振り回されつつ最終的にはロジカルに犯人が分かって気持ちよかった。

  • 裏染シリーズ!
    現時点では新刊出てないけど、裏染の過去とか柚乃との恋愛とか気になる、、

  • 裏染天馬が周囲どころか読者をも振り回し、どういったロジックで推理していくのか全く読めない。終盤の謎解きで明かされるロジックには、今作も驚かされた。
    図書館を舞台に、謎のダイイングメッセージや、筋状に残った血痕、トイレの張り紙に残ったカッターナイフの欠片など、細かな物証が真犯人をあぶりだす。
    本シリーズで未だ残る謎、何故裏染天馬は部室に住み着いているのか。それが気になり、次回作も期待する。

  • 安心感すらあるシリーズ。
    楽したい感120%の主役探偵の
    ダメオタクさが増してるような。

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著者プロフィール

★小説家/推理作家。“平成のエラリー・クイーン”の異名をとる、本格ミステリ界の若きエース! 代表作に『体育館の殺人』『図書館の殺人』『ノッキンオン・ロックドドア』など。

「2018年 『ネメシス ♯40』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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