サークル 猟奇犯罪捜査官・厚田巌夫 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • やっぱり…
    事件、というよりは
    今となっては大人のおふたりが若かりし頃の
    untold storyだ
    強く惹かれあっていながら、
    家族でいる、という選択はしなかったふたり
    う〜 この一冊はミステリではないな
    恋愛ものです(笑)

  • 藤堂比奈子シリーズのスピンオフ第二弾。ガンさんと死神女史の結婚後から、以前に少し描かれていた離婚に至るまでを描く。ガンさんも死神女史も、今(シリーズ本編)の関係の背景が明かされて本編ファンには深みを与えてくれるスピンオフ。ただ、単体ではテーマとなる事件こそ猟奇的ではあるもののミステリ色は薄く、軽めな印象は否めない。

  • ガンさんと死神女史が結婚してた貴重な時期を取り上げたスピンオフ。
    本筋絡みの未解決事件の話でもあります……が、謎が山積みのまま、アッサリ終わっちまって欲求不満だぞう!
    これで本筋の最終巻に雪崩れ込んでいくという構造なのでしょうがね……うずうずうずうず。

  • 二人にはそんな経緯があったんだ。未解決事件、気になる。

  • シリーズのスピンオフものだけあって、事件は解決されず、中途半端。

  • 内藤了の猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズ
    スピンオフ。以前レビューした「死神女史」こと石上妙子
    のサイドストーリーに続いて2作目となる本作の主役は、
    頼れるボス・ガンさんこと厚田巌夫。時代設定としては、
    石上センセイとガンさんが「夫婦」だった時期。想像する
    に、昭和後期頃のエピソードだと思われる。

    今回もストーリー展開が解りやすく、入り込みやすい物語
    なのだが、前作の石上ストーリー「パンドラ」と比較する
    と、少々食い足りなさを感じたのも事実。



    ここからチョイネタバレ注意。



    ・・・というのは、今作の冒頭で起こる事件が解決しないま
    ま終わってしまう、という、このシリーズ特有の引っ張り
    があるから(^^;)。藤堂比奈子シリーズ本編で慣れたつも
    りなのだが、スピンオフでもコレをやられてしまうとさす
    がにちょっと萎える。払拭するにはもうとっとと続編を出
    して貰うしか無い(^^;)のだが、本編クライマックスにな
    るであろう「BURN」のリリースすらまだなのだから、
    さすがにもう少し待たなければならないかも。

    まぁ、続きが気になる、というのは良い作品の証拠でもあ
    る。諸々早めに出してくれるとすっごく嬉しい。

    そして、電子書籍版巻末オマケの「妙子レシピ」がかなり
    微笑ましい感じ。ファンの人はココを楽しみにしても良い
    と思います!

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著者プロフィール

2月20日生まれ。長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。ほかの著書に『ON』につづくシリーズの『CUT』『AID』『LEAK』『ZERO』『ONE』『BACK』『MIX』『COPY』『BURN上・下』、スピンオフ『パンドラ』『サークル』『OFF』、「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ『MASK』『COVER』『PUZZLE』『TURN』など著作多数。

「2023年 『LIVE 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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