外資のオキテ (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • どこで働いても大変なことはいっぱいあると思う。どこまで許容できるかか?
    具体的な目標があるのはいいなぁ。

  • 色々大変なこともあるけれど、誰に対してではなく、自分のために自信を持って前に進んでいこう。

    困難に出くわしながらも周りの人々の力を借りつつ、人間的に成長していく主人公に好感を持ちました。

    よし、私も頑張ろう!と気合いが入るお話でした。

  • 外資系企業がどういう雰囲気なのか
    興味もあって読みました。
    第2話目はけっこう重い話でしたが
    自分のことは自分で守る、というのは
    どこでも同じなんだなとも思えました。
    チョコチョコと心に響く言葉も出てきます。
    日本でも外国でも、ちゃんとした人が好かれる、
    そうなんだなと納得しました。

  • 院卒で新卒で外資系企業に入社してうん十年の身としては,どんなことが書かれてるか気になるわけで。正直言って突っ込みどころはいろいろあるが概ね妥当なことが書いてあるかなとは思った。しかし英語を多用する環境にある人間が「レジメ」はないだろう。一体何かと思った。「レジュメ」だよ。日本企業で働いたことがないので,正確なことは知らないのだが,気持ち良く効率よく仕事する環境を作ろうって意識は未だにないのかね。下請けだとか購入したシステムのSEとかに,立場をかさに着て偉そうにしたり高圧的に振る舞うなんてのは愚の骨頂。USのお客さんだと,早く問題を解決するために非常に協力的なのが普通で,問題が起こったことに怒り心頭で怒鳴り散らすなんてことはない。パワハラだって,最近は社会がうるさいので,まともな会社なら社内教育もしつこいくらいやるし,ちゃんと対応する組織もあるし,重いペナルティーも課される。外資は違うよな~とか思考停止してないで,良い所はドンドン取り入れないと,世界から取り残されるぞ。

  • 私の周りにも主人公のような子達がたくさんいました。
    英語の授業が大好きで外国語大学等にすすみ留学して外資系企業を目指して・・。
    私とは真逆なタイプです。彼ら彼女らのことを少しでも知りたくて読んでみました。

    全3話。社会人なら「まあそうなるよね」という感じです。
    エピソードも実話混じりなんでしょうね。
    誇張等はあると思いますが結構リアルだと思います。
    最終話だけは「それでいいの?」と思わないでもない所もありましたが。

    外資系に限らずですが、学生時代には少しバカにしていた「くたびれたスーツの
    サラリーマン」が社会人になったら見る目が変わった的な感じかな。
    そういうタイミングの年代の方が読んだら特に染みるのかもしれない。
    例えそうでなくても主人公の真面目なところは好ましく、それは少し
    どうだろうというところには、きっちり他の登場人物が
    釘をさしてくれるので安心して読めました。
    ほどよく軽い小説で楽しめました。

  • ある本で引用されていて、「少女コミックの小説版のような内容かな、たまにはこんなのも読んでみるか」と手に取ったが、意外や意外、結構面白かった。途中、読むのが嫌になるほど、つらい展開もあったが、前向きなエンディングで好感が持てた。

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著者プロフィール

横浜市出身。服飾デザインを学び、イタリアンブランドでプレスを担当、その後も外資系企業勤務経験を豊富に持つ。『外資系オタク秘書 ハセガワノブコの華麗なる日常』で作家デビュー。

「2018年 『外資のオキテ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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