敵とのコラボレーション――賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法 [Kindle]
- 英治出版 (2018年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (199ページ)
感想・レビュー・書評
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「ニワトリでなくブタになれ」は、この本に出てきた。
相手を変えることではなくて自分を変えていくこと、自分がその問題の一部にならないとその問題を解決することはできないこと。
やっぱりそれしかないのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主張するだけではなく関わること(どちらか一方になりがち)や、「聞く」ことの重要性、傍観者ではなく踏み込んで当事者になること、大切なのは自分が変わることだと教えてくれる。
ストレッチコラボレーションでは自分でコントロールできるというのが幻想であることを意識するところから始まる。
『未来を変えるために本当に必要なこと』も読んでみたい。 -
実質U理論の本だった。
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大変よい。最近いくつかコミュニケーション系の書籍を集中して読んでいます。選書が偏っていたのか、雑にまとめると「あいつが悪い嫌いは、私がこれからどんな行動をするかとは、正直何の関係もないので、さっさと前進しろ」という主張を私は読み取っています。この本ではそれを「ストレッチする」と表現していると理解しました。
ストレッチのうち「自身の行動を変えることの抵抗を捨てる」については私の過去の経験から納得感が強いです。外部から評論家みたいに「あれをやれ、これをやれ」っても全然進まなかったのですが、内部に飛び込んで「これは私がやる、ここだけ頼む」としたら物事を大きく前進できたのですね。
なので自身が一歩踏み出すことの効果は私の実感としてあって、それが本書の著者のスケールまで効果があるというのは、すごく励まされました。スケールさせるには、本書末尾にある訓練を積む必要はありそうですけど。
著者による出版記念講演が、完璧な要約になっています。前中後。 https://www.change-agent.jp/news/archives/001173.html
こちらの要約なども。 https://www.s-locarno.com/entry/2018/12/02/161154 -
筆者と同じような境遇に陥っているなぁと痛く共感。
嫌いな人、反りの合わない人とも協働をすることってなかなか難しいなぁ、と思いつつ、そこからしか切り開ける道は無いとも思いました。とにかくやってみる、行動してみる、そこから何か変化の兆しが見えてくる、そう思ってやるしかないと。