WIRED (ワイアード) VOL.31 「ニューエコノミー」ぼくらは地球をこうアップデートする

著者 :
制作 : WIRED編集部 
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  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910045921283

感想・レビュー・書評

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  • オプティミズムは現代を生き抜くための戦略だ。わかる〜

  • P.138"ポストデータ資本主義は世界をこう変える"がまだピンときていない。
    データを個人の管理下におくといっても、現在でもサービスに会員登録するか否かは個人の自由。データ管理を個人に戻し個人が資本としてのデータを生み出すといっても、それは、プラットフォームにデータを渡す対価としてサービスを受けている現状が形を変えただけのように見える。

    記事で取り上げられているPikcioChainのようなプラットフォームによって、それら(データ収集や管理)が少し便利になるというなら、"ニューエコノミー"というにはインパクトが弱いのではないか。

    ---

    ニューエコノミーと呼ぶに足るような新しいものが生まれる可能性は漠然と感じつつも、まだ具体的なものはイメージできていない。

  • WIREDのリブート号。
    WIREDの来し方25年を振り返り、今後のテクノロジーと経済の未来を描く。
    出てくる議論がどれも高度だけど頷けて、論者の頭の良さに嫉妬する。

    個人的には、ガロー教授の「統一成長理論」がツボだった。

  • 一時休刊からWIREDプリント版が復活しました! エコのミクスとテクノロジーについて、哲学的要素も交えながら議論が展開される珍しい雑誌でしたので、復刊は嬉しい知らせでした。

    紙面は、より一層デザインが強化されています。(読みにくいことはありませんが、)好き嫌いはあるでしょう。よく言えば刺激的です。サイズ感も厚さも一新されていますが、心地よい印象でした。

    記事のなかには、WIREDのこれまでを振り返り、反省とも取れるような内容もありました。そうやって、蘇った自分たちのこれからをどういうものにしていくか、ということを、読者に対して明確にするのは素晴らしいことだと思います。

    テック企業の巨人たち、いわゆるGAFAや、シェアリング・エコノミー界を席巻するAirbnbやUberを、過去のもの、失敗作、という文脈で語る雑誌って、そうないと思うんです。やっと、世間の大部分がそれらを云々するころには、つまり今、すでに彼らの成功は、何らかの形で陰りを見せ始めているのかもしれません。

    今号のテーマ:ニュー・エコノミーも、次号のウェル・ビーイングも、いいチョイスです。楽しみにしています。

  • 東浩紀がテクノロジーに関して、アーリーアダプターは意識の高い良識のあるリベラルだから最初は良く見えるけど、後から保守層も社会的に問題ある勢力も使うようになるので、結局良くならない、てなことを書いてるけど、何バカなコト言ってンだって感想。「元々、カウンターカルチャーとして始まったインターネットですが、」等と事実誤認も甚だしい。小学校からやり直したら?

  • WIRED創刊号が予測した世界と、今2018年を比較した話は興味をひいた。格差はなくなり、環境問題は解決し、みんな幸せになっている、2020年はそうなっているはずだった。現状は多くのSNSを使い、データをジャイアントTech企業にすいとられ、自分らしさを見失う。見失っていることさえ忘れてしまうこともある。
    次号はテクノロジーから自分を取り戻す、がテーマのようだ。テクノロジーを追い続けたWIREDがどんな示唆を与えてくれるのか楽しみだ。

  • 読んでいるだけで、未来に対してワクワクしてくるし、
    読んだ人に希望を与えるような雑誌。
    希望をもった人がたくさん増えれば、世界は変わるだろうし、
    世界が良い方向に変わる一助となってるのがWIREDなんだなーと
    改めて思った。

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