ハイヒールは、いらない レディ・レッスン [Kindle]

  • 大和書房
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感想・レビュー・書評

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  • いつ買った本だろう?

    書店で見かけたときに、
    SNSとの向き合い方が書いてあるのに気になって
    買ったんだと記憶している・・・

    ハイヒールなんて履かなくたって、
    ちょっとした心がけ・気の持ちようで誰だって
    素敵なレディになれる。

    素敵なレディって、
    どんな服を着て、どんなメイクをして、歩いているかじゃない。
    心そのものが、洗練されている人のことなんだ、って。


    この本を通して、価値観を大きく変えてもらったパートが2つあった。


    1つ目。
    「私」ではなく「私たち」の単位で考えるということ。

    「私たち」という枠組みがあれば、
    中にいる人たちは、ひとまとまりのチーム。
    興味や関心が違ったり、ケンカをすることがあっても、
    問題解決の基本となるのは、
    「『私たち』が前進するにはどうすればいい?」となる。

    たとえ短期間であっても、
    「私たち」の単位で考える努力をすること。

    「私たち」とは「私と彼」の場合もあれば
    「私とレンタカーショップの店員」のこともある。

    関わる時間がほんのわずかであっても、
    「私たち」の単位で扱おう。

    レンタカーのカウンターの「私たち」の例の場合、
    車を借りたいあなたと、きちんと仕事をしたい相手の両方の要求を満たすためには、
    どんな行動をとればいいか?

    まさに、レディ度が試される場面。

    「私たち」は、数分かもしれないし、数ヶ月かもしれないし、
    数十年かもしれないけれど、
    あなたはいつもどこかで誰かと同じチームにいる。

    それにふさわしい行動をしましょう。

    →全く新しい概念だった。
     ただ、普段から相手を「人間」としてみることを心がけていた自分だから
     すごく腑に落ちる考え方だった。


    2つ目。
    いつもいい気分でいるための戦略。

    想像しにくいことですが、これから出会う人はもれなく、
    あなたと似たような脳内構造を持っています。

    好きな食べ物があり、ラッキーアイテムを持ち、
    子供の頃に体験したペットの死が、いまも喉の奥に仕えています。

    人生最良の瞬間を覚えていて、美しい1日や、最高の1時間を、
    大切に包んで心の奥底にしまっています。

    何か辛いことがあれば思い出をクッションがわりに引っ張り出して、
    平穏無事だった頃、またはもっと好調だった頃を思い出し、
    あんなに幸せな頃があったのだから、
    またいつかそうなるさ、と痛みを和らげようとします。

    あなたと深く関わることがおそらく一生ない人にも、人生最悪の日があります。
    もしかしたら今日がその日かも。
    傍目からはわかりません。
    全ての人はみな、人生の途中にいます。

    だから私たちにできるのは「親切でいること」。
    マナーが大切なんです。

    →いろんな人がいて、
     見ず知らずの人に傷つけられることだってたまにはある。

     それでも、上の考え方を持てば、許せる気がする。
     心に余裕が生まれる気がする。

     そうすることで、余裕のある自分を愛せる気がするし
     すごくいい人になった気になれる。
     それが、「いい気分でいる秘訣。」


    あまりに内容が実践的で、はまらない部分ばかりだったか
    それでも「レディ」の定義や
    レディでいるための工夫、気の持ちようを学ぶことができてよかった。

    このシリーズの1の方。
    レディ・レッスンも読んでみようと思う。

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