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感想・レビュー・書評
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歴史のウンチクをマンガでわかりやすく面白く読ませる本。これはシリーズ化して欲しい。
1.南北戦争で使い古したライフル銃を坂本龍馬が買う→倒幕に役立つ
2.ウサイン・ボルトが速いのは、優秀な強い黒人奴隷の子孫だから
3.クレオパトラはギリシャ系の白人ファラオ
4.経済政策と工業化に失敗したフランスは戦争に弱く痛い目を見た。戦後は自給を目ざし、技術先進国へ。原発も国家意識の覚悟の表れ
5.人ひとりを養うのに必要な面積 米1a<麦10Ha<平原50Ha 小麦文化は戦争が多い、遊牧民文化はもっと多い。馬の扱いが上手いので戦が強い、でも文字読めないので農耕民族みたいに官僚機構ができない。官僚機構を持つ国の傭兵として働き始めるが、のし上がってトップに立つ。
6.銃を持つのは市民が権力に抵抗するための権利として認められている
7.ロレーヌ=アルザス地方の石炭と鉄鉱を巡って争いの絶えないフランスとドイツ。その反省からこの2国を中心にEUができた
8.カトリック教会が童貞的な教義を敷いたのは、北ヨーロッパが貧しかったから。
9.国際連合は連合国中心。日本には現在も旧敵国条項が適用されている。
10.ウクライナはチェルノブイリで痛手を負ったが、現在も原発依存。それはロシアに天然ガスを止められたりしたから。日本も戦中石油を寸断され、戦後原発政策を進めた経緯あり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても面白かった。
世界史の基礎知識はゼロの近いけど、一気に読めた。
歴史を学ぶ面白さを教えてくれた本。 -
世界史についてわかりやすく書いた一冊。
漫画形式で読みやすく、内容も目から鱗だった。 -
海辺の黒人が内陸の黒人を狩っていたことやクレオパトラがギリシア人だったこと、トルコ系の遊牧民がもともとモンゴル高原に住んでたことも知らなかった。
アメリカが銃社会なのは民主主義だからという説明も納得したし、アメリカで内戦とか起きたら大変なことになっちゃうだろうなと思った。
一人の食料に必要な面積比として、コメ:小麦:草原=1:10:50だから小麦地帯さらに草原地帯ではより戦争が多いというのも考えたことなかった。
豊富な天然ガスを持つロシアへの依存をやめたいから、チェルノブイリ原発事故の後のいまでもウクライナは50%以上原子力発電に依存している。 -
絵はともかく内容が意外と面白い。