世界史の大逆転 国際情勢のルールが変わった (角川新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 面白い、1つの事象に対して複数の視点から俯瞰して見ている感覚を疑似体験出来る。
    読みやすいが故に、内容は少し物足りない。

  • 陸路で大陸に行けない韓国は島国。初の「日本語を話せない」大統領ムンジェインは、対日関係を最悪に放置、アメリカに取り入って北朝鮮の望んでいた「米朝直接対話」を実現したが(この書の時点では決裂していないが)両方に嘘をついていたのがバレて双方が憎悪。「終戦宣言」は米軍撤退、核を持った統一朝鮮を意味する/のテロリストには中東のオイルマネーが間接的にでも流入するからパワーが有る。価格戦略だけでなく、ガソリン車廃止はドイツの主要産業の喪失につながるが/世界各国で民主主義の限界は見えはじめ、独裁の時代になってきている

  • 『世界史の大逆転 国際情勢のルールが変わった』佐藤優・宮家邦彦(角川新書)
    先入観や偏見を持たずにものを見ることは難しい。
    それが特に、自分のことであったり、自分の所属するものであったりするとなおさら。
    本質を見抜くために必要なことは、必ず根拠に基づいて思考することだ。
    なぜ?どうして?をつねに追求し続けることだ。
    佐藤さんの本を読むと、いつもその努力の量に感心してしまう。
    おそらくご本人は努力をしていると思っているわけではなくて、純粋に知りたいという気持ちが強いんだと思う。
    世界のことは知れば知るほど、どれだけ知らないかが分かって面白い。
    「自分がどれだけ知らないかを知ること」は「自分がどれだけ理解しているかを知ること」と努力の方向が似ている。
    知らなかったことを知ることができた喜びを大切にしよう。

  • 「1953年体制が維持してきた微妙なバランスを、トランプが無意識のうちに破壊してしまった。」「軍事境界線が取り払われ、韓国が地政学的に半島国家になって大陸国家性を強めていくことは、非常に大きな不安定要因になりかねない」「もし中国やロシアの影響下に置かれたとしたら、日本にとっては脅威」中東情勢は馴染みが無いから難しかった。

  • 2019/8/16 Amazonより462円でDL購入。
    2021/6/2〜6/4

    佐藤優氏と宮家邦彦氏の対談シリーズ。この二人の政治外交分析は本当に鋭い。今後も読み続けたい。

  • アメリカ・トランプ大統領の登場が、国際情勢に与えた影響の大きさをあらためて感じざるを得ない本。佐藤氏と宮家氏の対談形式だが、カバーする専門分野から、宮家氏の発言により注目させられてしまう場面が多い。日本の新聞では軽視されている(ほとんど取り上げられない)と著者たちが指摘するような問題に対する言及など、普段の報道からの情報とは異なる角度から物事を捉えてみるという意味で、一読しておく価値はあるかなと。

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著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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