- Amazon.co.jp ・電子書籍 (350ページ)
感想・レビュー・書評
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不思議の国と現実と、絡み合う世界観の構造が面白かった。この発想はすごい。
何を言ってもネタバレしそうでコメントに困る。
あの人が、あの人で、なるほど…。けっこうミスリードされてた。してやられたり!
ときどきグロいので、これから読む人はお気をつけて。
ビルが可愛い。
この本を読んでみて、そういえば本家不思議の国のアリスをきちんと読んだことがないと気づいた。
小林さんのメルヘン世界のヒロインの名前が付いた殺人の作品を読む前に、きちんと本家を押さえておこうと思った。 -
文学系YouTuberベルさんの動画で紹介されていたので、読んでみた。
殺人方法がとてもグロテスクな上、描写がとても上手いので、場面を想像しながら、読み進めたら、気持ちが悪くなった。仕方がないので、文字だけを追って、極力場面が想像しないようにして、読了した。小説、しかもミステリーで、こんな読書の仕方、したことないよ!
ラストのどんでん返しより、物語のはじめで、亜里が「この一言で世界が崩壊しようが知ったこっちゃないわ。そもそも世界は最初からこうなっていたんだもの。そうでしょ?」(p.41)と、物語の核心に迫る発言をしていて、印象に残った。
読書体験が強烈すぎて、続編は出ているけれど、読むかどうか検討中。 -
大学生である栗栖川亜理がいる世界と、アリスのいる「不思議の国」の双方で犯人不明の殺人事件が起こる。不思議の国の住人と現実世界に住む人間とは繋がっており、どちらかが死ぬともう一方の世界の人物も死んでしまいます。
アリスは犯人に仕立て上げられ、真犯人をさがすため蜥蜴のビルとともに証拠を集めていく。
グロテスクだと聞いていましたが、意外といけました。
そんなことよりも物語の中のどんでん返しが見事で、まんまと2回も騙されてしまいました(笑)
ミステリーは刑事が難しいこと言ってて、推理も想像力がないとなかなか理解できないというイメージで正直苦手意識がありました。
それでも小林泰三さんが書くミステリーはどんどん読めて、面白かったです。ほかのシリーズも読んでみたいな(o^^o)
あと、わたしは「不思議の国のアリス」を読んだことがありませんがそれでも楽しめる内容でした♪
原作も読んでみたいなぁ、また違った見方ができるかな。 -
いやーめっちゃおもしろかったぁ〜
最初、読んでいて会話の馬鹿さ加減にイライラしてきたので・す・がぁ!!この馬鹿がクライマックスにいくにつれて
いい味出してるんですよ〜もう〜馬鹿最高ー\(^^)/
時々グロシーンなどあるんですが
馬鹿なのでほんわかグロになっております笑笑
いやー本当よかったぁ〜このアリス殺しってシリーズ化しているのでもちろん全部読破します!
しゃあー追い課金やぁぁぁぁぁぁぁー!!!
チェストぉぉぉぉぉー!!
……エアコンをーーぶっ壊す!笑笑
今年の夏は暑そうですね!熱中症には気をつけないと
ありがとうございます! -
めちゃくちゃ面白かった!!!
初めから最後までずっと楽しく読ませてもらった。
これまでそれほど本を読んできたわけではないけど……
今まで読んできた中で一番好き。
本なのにこんなにグロさを感じて脳内に映像が流れるって凄いな〜って思った。
私が求めていた本!って感じです。
ワクワクドキドキハラハラ。
でもたまにクスッと笑ってしまう。
ぜひたくさんの人に読んでもらいたい!! -
小林泰三さんの作品はいつも驚かされることが多い。今回の作品も2転3転としていって、読者も騙されるスタイル。不思議の国のアリスが好きな人はぜひ読んで欲しい
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読み始めたときはみんなの回りくどい会話についていけるか不安になったんだけど、それでも読んでいくうちに惹き込まれるし、次はどうなるの!?とドキドキしながらページ捲りました(笑)面白かった!
次の巻ではどうなるんだろう?めちゃくちゃ気になる…