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感想・レビュー・書評
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全就活生必読の書。読む読まないで人生がかわるかもしれない。私は31歳で読んだけど時すでに遅しの感がある。
私はいままでのキャリアで職能を積んでこなかったな。と反省しきり。
若者よ、本屋にある業界地図や四季報を手に取るのもいいが、まずはこれを読んでからにしてほしい!一冊1500円。高いと思うなら古本でもいい。図書館で探すでもいい。とにかく読んでほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
森岡さんが娘さんに書いた文章だからこそ、気持ちが伝わってきた。
今日から社会人2年目で、転職やワーホリをしようかと考えたりしてたけど、そもそもの“軸”を見失っていたことに気付かされた。
この本を読んで大きな驚きがあったかと言われるとそれは違くて、「これが現実なんだよな」と身に染みて感じるような、そんな感じ。
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戦略家、マーケターである森岡毅さんが父として、就活に臨み社会に出ようとするご自分の娘さんに向けて書いたお話。
「はじめに」のところで、原稿を読んだ編集者が涙したとあり、ビジネス書でそんなわけないよね〜と読み始めたのですが‥。
もう、森岡さんの心にぐさりと突き刺さる言葉、苦しい経験を乗り越えた言葉、娘さんへの想い、に泣きました。
「ナスビがナスビだとわかっていることは非常に大切だが、実はそれが一番難しいのだ。」
「ナスビにはナスビに適した土壌があるということだ。ナスビを合っていない土壌の事情に無理矢理合わせたり、ましてキュウリにしようとしてもダメなのだ。それをやってしまうと、ナスビはただ残念なナスビになってしまうだけだ。自分がナスビなら立派なナスビへ、キュウリなら立派なキュウリになるように、ひたすら努力を積み重ねれば良いのだ。」
「後ろは一切振り向かなくていい。君自身の人生を充実させるために何が必要か、それだけを考えながら前に進めば良いのだ。もう親の期待とか、親孝行とか、そんなことも一切考えるな!小さな手で思い切り薬指を握ってくれたあの瞬間に、君の一生分の親孝行はもう十分に済んでいるのだから。」
そうだ、そうだった。
こんなに大切なことを忘れていたなんて。 -
2024/03/04
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やっぱり自分の強みを伸ばすしかない。専門家じゃないならパラメータの面積で勝負か。
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○概要
キャリアや仕事への向き合い方を学べる本。
『ナスビは立派なナスビになろう』
○感想
森岡さんの仕事へのスタンスや価値観、父親としての考え方など格好良すぎると感じた。
全大学生やキャリアで悩む人に読んでほしい一冊。
自分の強みを活かして伸ばせる職能に就くことがの重要性を実感した。手元に置いておき、キャリアを考える際に定期的に読み返したい本。
3.4章が特に自己分析の際のヒントとなるような内容だった。
○メモ
・自身の強みをT.C.L(思考、コミュ、リーダー)で過去の好きだった動詞から探し出し、その強みを活かせる仕事に就く
・キャリアの目的を考えるには、"ハッピーな理想の状態"の実現に必要なことは何かを仮説でいいから発想すること
・自身の見せ方は、自分自身をブランドとしてどんなベネフィットを提供するのか、どのような具体的な強みで行うのかを落とし込み、その通りに過ごすこと -
森岡さんの親バカ日誌でもあり、これからのキャリア論でもあり、とっても深く刺さる本
不安は成長のエンジン、痺れるに言い換え
パースペクティブを広げていく
出る杭が打たれる今の日本の教育が変わってほしいと切に願います。 -
コミュニケーション、リーダーシップ、シンキングのうち、自分の得意分野を理解することができて大変感動しました。
この本を読む前は、3つとも努力しなくてはいけないと思い込んでいましたが、得意なことに力を注ぎ、苦手なことは他人に任せるのも大切な考え方だと気づきました。 -
就職活動を迎える自分の娘のために、書き留めておいたものをまとめた書籍だそうだが、これは一般的に就職活動をしている学生や社会人成り立ての人にも役立つ。もっと言えば、もう社会人を終えてしまいそうな人や終えてしまった人にも響く金言も多く含んでいる。人生について深く考えさせられる一冊であった。