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感想・レビュー・書評
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ユカちゃんを救って、二次へ。
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なんか大変複雑な感じ。
どうなるの? -
頑張れがんばれ。
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藝大1次試験の合格発表は3日後、2次試験は1週間後の舞台。
よくよく考えると、普通の大学受験と異なり、その学科の基礎的能力(デッサンや描く技術)を必要としてて、将来性もみられるとはなかなか厳しい世界だ。医学部志望が医療系能力に適した人材かの試験はない・・・そして描いた過程や能力向上の推移、常日頃気にしてる点や構図力がスケッチブックという形で採点対象というのも、常日頃から気を抜けない証拠だろう。
構図力、主人公の課題となる対応力の向上施策として骨の博物館に行っていたが、かなりいい観点の観方だなと感じる。どこを歩くにも、どういう風に歩くかで見え方が違ういい例だと思う。
物語で言うと、今まで触れられてこなかった過去や根深いところが登場してきている。今作の大きいところで言うと、主人公の親友にフォーカスされていた。なかなか不思議なキャラクターの魅力が光っていた。
現実世界で言うと、藝大満票合格した磯村 暖氏はすごいの域を超えているのだろう。医学部志望で、美大からの進路変更の経歴にも驚かされるが、審査員全員にいいねをもらうのはとんでもないな・・ -
矢口八虎、ユカ、高橋世田介、大葉先生、桑名マキ、橋田悠
・この数か月君たちは自分の弱さと強さに向き合った。
そして描き続けた。
それは結果ではなく必ず君たちの財産になるわ。
ユカの家のものを父に捨てられた。
祖母は画材をゴミ置き場から持って帰ってきてくれた。
矢口とユカで海のそばの民宿で泊まり、お互い全裸になってヌードを描く。
試験、ものを階段を使って運ぶ。
蕁麻疹が広がり、階段の
途中で座り込む矢口 -
八虎と龍二。二人ともギリギリの状態だったけれど、だからこそ、お互いの精神の深い部分をさらけ出し、そしてお互い成長できたのではと思う。これまでの巻の中で一番好きです。
二次試験のここまで来て、八虎にまたピンチが!?と思いつつ、「努力は運の幅を広げてくれる」という大葉先生の言葉を信じて、次巻を待ちます。