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感想・レビュー・書評
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「美女・美男子の正体を心理学的に研究すると現時点ではこのようなエビデンスがあります」という、非常に興味深いテーマ。美男美女とは何か?なぜ彼ら彼女が魅力的なのか?美男美女の性格・知能などの能力が統計的に平均値とどう違うのか?などなど、各種美男美女に関するエピソードが満載。
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顔が良いと人生かなり得をするということがわかった。
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興味深く読んだ。外見の影響がよく分かって面白かった。
・お肌のすべすべ感!
・WHR=0.7
・BMI 15-20 -
Twitterでみりんうさぎさんがおすすめしていた1冊。自分のための備忘録として概要以下まとめます。統計とか苦手なので、読みづらいところもあったけど、興味深く面白かった!
①恋愛初期に異性を惹きつける要因となるのは外見。外見による効果は、しばらくは持続する。
②美人は性格が良いと思われやすい。また第1印象は変化しにくいため、最初に好ましく思われることが重要。
また、現代日本では美人が玉の輿に乗ることは難しい。日本の玉の輿婚は、知性と勤勉を持つキャリアのある女性が同じくキャリアのある男性と出会って、という形が多いので自己研鑽は必要。
③美人、ハンサムは知的能力が優れていると考えられやすい。能力が高い(優れている)からこそ、外見的魅力も高いのでは?という仮説もある。
④美しい顔=多くの顔を重ねた平均顔である。また、お肌のすべすべ感は平均化に匹敵するほどの美しさの規定に関与している。対象性もある程度の魅力度上昇には影響しているが、決定的ではない。
⑤平均化に加えて目が大きく、顔の下半分が小さいという幼型化が女性の外見的魅力を向上させるためには重要。(男性から選ばれるためには遺伝子を残せる若い女性であることが重要)
⑥WHR(ウエストのくびれを示す指標)0.7前後が視覚的にも触覚的にも最も魅力的。BMIは15〜20。バストは大きいほど注目されやすい。
男性は無意識のうちにウエストのくびれを判別している(バストは意識的に見ている)。
⑦男性が女性に若さや生殖力を求めるのに対し、女性は男性に経済力を求める。これは文化ではなく生物学的な基礎に基づくものである。
⑧男性はマッチョで男らしいタイプ、女性らしさを持っているタイプの2パターンのモテ方がある。男性に対する女性の好みは月経周期と関係しており、妊娠しやすい時期は男性性の高い顔を、そうでないときは女性らしさを持った顔を好む。さらに妊娠可能性の高い時期には女性は魅力的になり、セクシーな行動を取りやすくなる。
⑨長期的な関係を築くカップルの場合、外見的な魅力が釣り合い、似ている。カジュアルな関係やワンナイトラブでは、カップルの外見は必ずしもバランスが取れていない。
⑩美人・ハンサムは自分に釣り合う人が少ないため、長期的な関係を築く相手に出会いにくい→意外とアプローチされない。短期的な性的関係やワンナイトラブ、浮気などのつもりでアプローチしてくる人は多い。
親しくなると美人やハンサムセンサーは鈍くなる。→容姿がずば抜けていなくても、同じ会社やサークル、クラスなど同じグループ内での長い付き合いの中で恋愛が上手く行きやすくなる。 -
こういった研究をしている人がいたとは知りませんでした。恋愛が全て科学されることはないと思いますが統計学や心理学と合わせた結果はとても興味深い。
美人とハンサムの基準は明確ではないですが、結局、得をしやすいと思います。 -
データ分析、統計学系は好み