女に生まれてモヤってる! [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • なんとなく感じていたけれどうまく表せてこなかった感情を、言語化してもらったような感覚。
    自分の考え方に対してもうちょっと意識を向けたら、もっと清々しく生きられるのかなと感じました。
    飲み会でこのお二方と会ってお話できたら楽しいだろうなぁ。

  • 共感できないところや、大げさでは?とかそこまで目くじら立てなくてもいいのでは?とか思うところもあったけど、全体的にはわかる!と思うところが多かった。
    全てに賛同する必要はないから、それでいいんだと思う。

    個人的には「必要なのは正解を選ぶ力ではなく、自分の選択が間違いだったとしてもそれを正解に変えていく力」というところが最も共感できた。ほんとそう。

    あと「おばさんになって楽になった」というのも、実感としてよくわかる。

    ジェーン・スーさんの本は「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」が面白くて好きだったけど、「女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。」からはものすごい強い理屈っぽさを感じて読むのがしんどくなり、しばらく避けていた。

    でもこの本は中野信子さんとの対談形式のせいか、2人の意見の違いも面白くて最後までちゃんと読めた。

    中野信子さんはTVや書店の新書コーナーでお見かけする脳科学者というイメージしかなくて、でも文章も話も面白くて共感ポイントが多かった。中野さんの本も読んでみようと思う。

  • 会社の先輩が貸してきた。
    うっすい内容で2時間あれば読み終わる。学生が読むレベルかな?
    あーあるあるーって昔ならうんうん、わかるーってなるけど、もう2024年なので、あぁ、こういう世代?この本の時代はまだそういう世代なのね。という気持ち。

  • この女性同士の対談本にモヤッとしてしまうのは、自分が男だからか。あまり深く考えられないだけなのか。自分で選べない、選んだものでない以上、それを前提に前に暮らしていけばいいのだろうと思うけど、そうはいかない方々はどちらにもいる世の中。

  • 事前にリサーチせずに読み始めたけど、自分の苦手な対談本でした。

    するどい指摘は特に無く、途中「ん?」「で?」となるところも多々あり、女同士の目的地のないおしゃべりをただただ読まされているようで辛くなって半分で断念。

  • ・女に生まれてよかったと思えることは、社会からあまり期待されないで生きてこられたこと。
    ・同性愛の男性と異性愛の女性の脳は似ているという論文あり。
    ・「ハウスワイフ2.0」
    ・クォーター制(女性の割合を一定に定めて、積極的に起用する精度)賛成。ずば抜けて優秀ではない女性も役職について、目が慣れる。
    ・過去を忘れる人の方が柔軟に生きられて、幸せになれる

  • 社会から求められる「女らしくあれ」って無理ゲーに気づいた人生の先輩2人から、じゃあ「自分らしく」生きるには?ってヒントをもらえる本。
    同じテーマで思いの丈を書き出したらこの本の分量くらい行ってしまいそうだな。
    私は今30歳だけど、ようやく世間の求めるマス的かわいさを手離し(そもそも向いてなかった)、自分らしく振る舞えるようになってきた。去年からお付き合いしてるパートナーのお陰も多分にある。それでも未だに職場ではおっさんどもに気に入られる女像を演じなければならないし、色々ストレスではある。
    この本の救いは、「男に媚びて庇護下で生きる女」と「バリキャリな自立した女」の二項対立になっていないところ。前者は生存戦略的にリスキーだとしつつも、みんなが必ずしもバリバリやらなくても良くて、「あくまで自分らしく」を推している。
    あとめちゃくちゃ共感したのは「バブル世代の呪縛」。私の親世代もバブル的価値観だから分かるわー。自分はこれで幸せ、って思ってるのに周りのノイズがうるさいのよね。
    性別関わらず同世代や若い世代に読んで欲しい。

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著者プロフィール

1973年、東京都出身。作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティー。『ジェーン・スー生活は踊る』(毎週月~木曜午前11時TBSラジオ)に出演中。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)で講談社エッセイ賞を受賞。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)、『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮社)、『これでもいいのだ』(中央公論新社)、『ひとまず上出来』(文藝春秋)、『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)など。

「2022年 『OVER THE SUN 公式互助会本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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