- Amazon.co.jp ・電子書籍 (252ページ)
感想・レビュー・書評
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ヤマケイ黒表紙の1冊目。
山と山里で起きた奇談集。
自分が山で体験したことに近いものがチラホラとあって、そのときの恐ろしさを思い出してしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
気軽に山の不思議を体験できるスナック的な本。一つ一つのエピソードが短く、また登場人物の人間関係もほとんど出てこないので「ちょっと活字を摂取したい」というときにとてとおすすめ。内容も本気のホラーとかではないので楽しく読めると思う。描写もしっかりしているのでイメージしやすかった。
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山では不思議なことが起こる。山に住む人、山で働く人に聞いた話を集めている。怪異を信じている人も、リンの燃焼のような科学現象と考えている人もいる。作者が解釈や解説を加えるわけではなく、聞き書きが淡々と並べられているのが面白い。
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東北をはじめ 各地の猟師さんや 山で暮らす人々を取材して 集めた 山の不思議な 話です。
狸やキツネに 化かされたお話などは
昔話のようですが 多くの人が
何故こんな場所で迷子に?!
という 事もあるし
一概に 何かの間違いと 言い切れないものがありますね。
こういう話は 怖い部分もあるけど
継承していってもらいたいですね。 -
ヤマケイと読みます。猟師や山村に住む人々が山で体験した不思議な出来事を、作者が聞き取って遠野物語のようにたくさん綴った作品です。おちやストーリーはあまりないです。狐にまつわる話が多く、狐火って山ではよく見られることのように思えてきます。ばかされるのはいやですが、見てみたいですね。