Redhead by the Side of the Road: A novel (English Edition) [Kindle]
- Vintage (2020年4月7日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (194ページ)
感想・レビュー・書評
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翻訳が出ていて(「この道の先に、いつもの赤毛」)読みたいと思ったけれど、なんだかずいぶん高いと思って原書で読んでみた。(いつもながらケチくさい)。
主人公は、四十代独身男性、IT関連の便利屋みたいな自営業を細々とやっていて、きまりきった単調なさえない日々を淡々と送っている感じで。昔の恋人の子どもが突然訪ねてきたりするけれど、それが大きなできごとになるというほどでもなく。(まあちょっとした転機にはなったのかも)。
ラストが、なんだかものすごく突然終わった気がして、まさか終わりと思わずにページめくったら謝辞が出てきたときは、本当にびっくりして、え?って声に出して言ったくらい。でも、なにか読みとばした?と思って数ページ戻って読み返したら、あ、まあこれで終わりでも納得か、と思ったけれど。
人生、なにかやってみて失敗して、っていうことのくりかえしで、でも、またやってみるしかない、っていうような一文が響いた。
読む前は、なぜだかもっと孤独で寂しい話を想像していたんだけど、そんなことはなくて全体的にユーモアがあって楽しかった。なんだろう、つきなみだけど、本当に、あたたかい気持ちになる、っていうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ギリ★3な感じ。唐突に終わってびっくり。
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