改訂新版 書く技術・伝える技術 (スーパーラーニング) [Kindle]

著者 :
  • あさ出版
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感想・レビュー・書評

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  • 内容は以下の目次がすべてだ。それ以上でも以下でもない。書き方、伝え方の類は、月一冊程度はリマインドのために目を通したいと思ってる。個人的にはこの類の書籍は齋藤孝がお気に入り。

    ■目次

    ・本書の目的
    ・本書の読み方
    ●基礎編 「書く技術」が身につけば、仕事の効率はもっと上がる!
    ・基礎1 「読ませない」文章を書こう
    ・基礎2 文章の良し悪しがビジネスの成否を分ける
    ・基礎3 「書く技術」は経験では身につかない
    ・基礎4 文章を構成するには読み手のメンタルモデルに配慮しよう
    ・基礎5 負担をかける文章とかけない文章、どこに差があるの?
    ●理論編 「書く技術」が驚くほどアップする ビジネスライティング7つの法則
    ・法則1 文章の冒頭には重要な情報をまとめて書く
    ・法則2 詳細はパラグラフを使って書く
    ・法則3 パラグラフの冒頭には要約を書く
    ・法則4 文頭には既に述べた情報を書く
    ・法則5 並列する情報は同じ構成、同じ表現で書く
    ・法則6 ひとつの文には、ひとつのポイントだけを書く
    ・法則7 無駄なく、簡潔に書く
    ●実践編 パターンと手順を覚えて、実務の文章作りにトライしよう!
    ・実践1 ビジネス文章は、この型を覚えよう
    ・実践2 ビジネス文章はこの手順で書き上げよう
    ・実践3 提案書を作ってみよう
    ・実践4 腸さ報告書を作ってみよう
    ・実践5 技術報告書を作ってみよう
    ・実践6 回答書を作ってみよう
    ・実践7 作業指示書を作ってみよう
    ・あとがき

  • 最近ショートメール等で、相手の書いた内容の解釈に窮することが多いです。幸せ自慢や承認欲求的なものは完全スルーしますが、仕事に関することであれば、自分の解釈に誤りがあるか確認します。でもそうした人に限って、その後返事がなかったり、あっても違う話題で返信されます。
    日本人は学校で論理的に書くことを学んでいないので、未だにビジネス文章の99%は正しく書かれていないとか。でも、楽しみとして読む分には問題ないとのことです。
    本の末巻に実践問題と解答例があります。トライしましたが「知っていることと、できることは別物」と実感しました。まだまだ私も他人の文章をとやかく言うレベルではないようです。

  • 良書。「ビジネス文章は、読み手が情報入手のため仕方なく読む文章である」「そのため書き手は、読み手に負担をかけない文章を書くべきである」という前提のもと、それを実践するための具体的な方法を教えてくれる。パラグラフの概念、読み手のメンタルモデルへの配慮、既知から未知への流れなど、目から鱗の手法ばかりだった。本書の書き方は作中でも言われるように、小説やエッセイを始めとする「楽しみのための文章」には当てはまらない。しかし間違いなく、この一冊で、他人に情報を分かりやすく伝達するための効果的な手法を学ぶことができる。

  • 読み手のメンタルモデルに配慮する、読み手の理解度に合わせるといった基本的な姿勢から、文章の構成・NGワードなど、とても実践的で有益だった

  • ビジネスで資料作成する機会のある方には為になる本だと思う。
    普段何気なく資料を作っていて伝わりやすい時と伝わりにくい時があった。この本を読むと伝わりやすい文構成とはある程度の型があり、うまく伝わった時はそれができていたんだなと納得した。資料作成で今後も特に意識したいのは、以下の4つ
    ・既知→未知になるよう情報の並べ方、出し方を意識する。人は次を予測しながら話を聞いているため、予測が外れると理解が難しくなる。
    ・総論から書く。何の話をするのか先にインプットされてる方が理解しやすい。
    ・各パラグラフの冒頭に要約文を書き、そこを読んでいけば話が繋がるように意識する。この章では何の話するのか先に述べる事で理解しやすい。時間ない人は読み飛ばせる。
    ・一つの文には一つのポイント。andやbutで繋げがちだが、関係弱ければ切る事意識する。わかりやすくなる。

  • 必要に迫られて買ったというよりは、将来に備えて買いました。具体的に悪い文章とその修正案が提示され、時には本当の新聞などから引用していることがあって、何をすべきかがかなりわかりやすいです。

    文章をうまく書くための練習問題も十分に用意されています。

    もし必要に迫られたり、こういったスキルが重要な時期になったらまた読み返したいと思います。

  • ○ビジネスライティングの書き方を、実例を交えながら具体的に示した本。
    ○非常に有用。とてもわかり易い文章がかけるようになる。
    ○わかりにくい事例として新聞の社説が載っているが、これが本当にわかりにくい。本書のとおりに読もうとすると、情報が散らばり過ぎて読めたものでない。
    ○わかり易い文章を書ける人は、構造化と伝えるべきポイントを絞っているので、頭のいい人そのものだと感じた。
    ○ビジネスマンとして、必読書だと思う。
    ○本書に言及はなかったが、重要な部分を赤文字にすることなく、強調部分や総論は、青の太文字、水色の背景としているのが目に優しく、ストレスを与えない。自分の資料作りでも、強調は青太文字を使っていきたい。
    ○この本は、部下に渡したい。入社したての人なんかが良いと思う。

  • アメリカではライティングの授業が重要視されるのに、日本では相手に伝わりやすい文章の書き方を教える授業がないという。(どちらかといえば読解力メイン)
    演習問題が多く、一つ一つ考えながら読み進める本。ただ、面白くはない…。

  • なんとなくわかっていたことをロジカルに7つにまとめられています。

  • 【冬の6冊目】
    欧米で授業として当たり前にあるライティング。日本でも教えるべきだとは感じた。ただ非常に良い例が読みにくい。ボクが習ってないからだろうか、ビジネスの文章でもこういったものがいいと言われるのはわかるけど…

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著者プロフィール

1961年生まれ。東京大学工学部卒業。NECにて、18年間LSIの設計に従事するかたわら、ライティングやプレゼンテーションの指導を始める。2005年に有限会社ロジカルスキル研究所を設立。現在、企業研修として、日本語および英語のライティングや論理的思考法、ディベート、プレゼンテーションなどを指導している。『論理が伝わる 世界標準の「書く技術」』『論理が伝わる 世界標準の「プレゼン術」』(講談社ブルーバックス)、『書く技術・伝える技術』(あさ出版)など著書多数。

「2015年 『論理が伝わる 世界標準の「議論の技術」 Win-Winへと導く5つの技法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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