人は話し方が9割 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • コミュニケーションは自分の意識次第で大きく変えることが出来る。

    自分は笑顔を心がけている。より良いコミュニケーションをおこなうために相手の気持ちを考える。
    また、顔の表情だけでなく、目や体の表情も豊かにする。

  • 「2021年 年間ランキング 日本で一番売れた本1位」という広告を見て購入。
    期待していた内容とは、やや違ってはいたが、まあサラッと読むにはよいかも。
    心に留めておきたいなと思ったことは・・
    ・「否定しない」「うなずく」「プラストーク」
    ・顔の表情、声の表情、体全体の表情で相手に関心があることを示す
    ・「拡張話法」感嘆→反復→共感→賞賛→質問
    ・人を叱る時は、相手への「敬意」を忘れずに

  • ・分かり易く読めるように工夫がしてあった。(字数が少ない、図解でまとめ等)
    ・内容もタイトルの話し方から意表をつく「メンタル」「聞く力」から導入で後半は より詳細で微妙な話し方について解説しており良い構成かつ充実した内容。
    ・巻末特典で音声や図解をダウンロード(メルマガ申込みもできる)で読んで終わりにならない仕掛けがされており技ありと感じた
    ・良いなと思った主なポイント
     話す力はメンタル。否定のない空間、うなずき、前向きな話題
     聞き上手な人が使う拡張話法のためのキーワード集
     「やっぱり」と「独り言」がほめ方のポイント
     ☆心に響く自己紹介を作る3つのステップ
      最強のネタ帳「しくじりリスト」を作る
      正論をストレートに相手にぶつけてはいけない
     ☆感謝の言葉を使って誉め言葉は積極的に受け取る
     

  • 人は話し方が9割。

    ①話す力は、スキルよりメンタル。
    精神的に負い詰められた環境だと、しどろもどろになったり、何を言っているかわからなくなるのは、このせい。
    自己肯定感がで話し方はうまくなる。

    ②話し方は聞き方が9割。
    ・人は誰もが自分のことが一番大切であり、自分に一番興味がある生き物。
    ・本来、誰もが自分のことを認めてほしいし、自分のことを分かって欲しいと熱望している。
    ・人は自分のことを分かってくれる人のことを好きになる
    この3原則を元にコミュニケーションをする。
    その上で、自分ばかり話しすぎないようにすることが大切。相手にいかに話をさせるか。聞く力を磨くことがコミュニケーションがうまくいくコツ。

    聞き上手は、「顔の表情」「声の表情」「体全体の表情」で相手に関心があることを示す


    ③相手に9割話させる「拡張話法」
    1.感嘆=「へー!」「えー⁉」「うわー!!」「わー♡」「そーなんですか!!」
    2.反復=相手の話を繰り返す
    3.共感=「わかります」「大変でしたね」「よかったですね」「つらかったね」「よくがんばったね」
    4.称賛=「素敵♪」「さすがですね!」「すごい!」
    5.質問=「それで?」「それでどうなったの⁇」「もっと聞かせてください」

    ④人に嫌われない話し方
    ・悪口は言わない。話題上がっても早めに話題を切り替える
    ・肩書/役職によって話し方を変えない

  • 本書は、流暢に話すことでもこういう風に話せば上手くいくと言った言葉のテクニックでもなく話し方の根幹を学びたい人に向けたものらしい。

    主に、自分ではなく相手に寄り添った発言、感謝や謝辞を忘れないといった旨が重要だということが度々印象づけられた。翻って常に心がけておくべきことは、「自分の話したいことではなく、相手の求めている話をする」ことだ。

    ほとんどの人が、話すのが苦手なのではなく、話せるというメンタル状態に持っていくことが苦手なだけ。というのは納得。

    無理に話すことは無謀で、沈黙がダメというのは思い込みといった所は背中を押された感じがするし、嫌いな人とは関わらないといった、割り切りが大事な場面が多く出てくる。

    自分自身が楽しむことで、周囲を巻き込むというのは、よく本気で趣味をやれば自然と周りに人が寄ってくるという話と同じかもしれない。

    「人は、笑わせてくれる人よりも、一緒に笑ってくれる人を好きになる」って言葉は特に響いた。

    基本的なことが多いながらも、そこが難しくてできていないことが多いので、改めて心掛けようと思った。ただ、読んでいて、これを行うと軽薄でつまらない人間だと思われないか?かえって鼻につかないか?などの不安もあった。すべての人や環境に合うものではないのかもしれないし、そう考えるとまずこれを行うに適する環境に身を置く必要があるのかとも思う。

  • 人と話す時のこころがけや、知っておくといい人の特性などコミュニケーションのポイントがかかれていました。人は自分のことを分かってくれるや興味をもってくれる人を好きになるから、相手の話をよく聞くこととか、相手が楽しく話せる用にすることが大事だと分かりました。初対面の人と話す時は緊張してあまり話せないことが多いけど、あいさつから気軽な話をすることが大切だと思いました。2時間以内に読めるので、おすすめです。

  • 周りの人との人間関係を良好に保つためのヒント集、という位置付けだと感じた。
    苦手な人は極力避ける、相手に気持ちよく話してもらうために聞き上手になる、そのためのマインドセットとすぐ使える便利な言葉がコレ……といったように、今日から使えるTIPSがまとまっている。どれもすぐに実践できそうなものばかりで軽く読める。

    ただ、これまでコミュニケーション理論やメンタルヘルスの知識などを学んできた人にとっては物足りない内容。また、ビジネス面で使う内容としても易しすぎる。
    あくまで自分にごく近い身の回りの人との関係構築、またはビジネス場面でも新入社員や初めて営業部門に配属されて人とどうすればいいかわからない…といった人には手に取りやすい一冊だと思う。

  • 普段意識でしできていることを再確認する感じだった。中には図星つかれる部分もあったので満足。本なんか読んでいるよりも、話す場数、たくさんの人と出会い話し、己を見つけその相手への適切な対応を見つける。ちょっと値段が高いかな

  • とにかく、「自分の話を聞いてほしい」という話し方は、全く意味がないと分かった。相手に興味を持って、「相手の話を聞きたい」と思いながら話すと、相手は気持ち良くなるのだと。話し方というより聞き方、いかに相手から自然と話を引き出すかが大事だとわかりました。

  • 口は悪いがいい奴という人はいない。
    本当にいい人であれば、まず心の中で悪い言葉が思い浮かばないという点、非常に感慨深いと思いました。
    育った環境によっても、その人の人格が形成される部分もあるのかもしれません。
    仮に相手に注意喚起をしたくてもその人の人格を否定してはいけない。
    相手に対し、尊敬や期待を持つ言葉を持つこと。
    「君ならできるとわかっている」

    個人的な一意見ですが、期待度が大きすぎると反対に圧迫になるかもしれないので度が過ぎるのは注意かもしれません。

    そして大切なのは、「発した言葉」でなく、「その奥になる感情」にフォーカスすること。
    相手の話を尊重し優先すること。拡張話法を使い、相手の話を広げる。
    相手軸で話す人を嫌がる人はいない。
    好かれる努力も大切だが、まずは嫌われない努力を心掛ける。
    年下でも年上でも敬意を払い、初対面では「さん」付けで話すことで相手がどのような地位や年代であっても後々恥をかくことはない。

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著者プロフィール

株式会社人財育成JAPAN代表取締役、センチュリー出版オフィス 主幹。大分県中津市生まれ。2001年、わずか3坪のたこ焼きの行商から商売を始め、2003年に開店したダイニング陽なた家は、口コミだけで毎年4万人(うち県外1万人)を集める大繁盛店になる。自身の経験をもとに、全国で多くの講演、セミナーを実施。現在は自身の執筆だけではなく、次世代著者育成スクール、出版コンサルティング、経営コンサルティング、出版支援オフィス、講演、セミナーなど、数々の事業を展開する実業家である。
著作業では2021年、『人は話し方が9割』(すばる舎)がすべての書籍を含む日本年間ランキングで総合1位(日販調べ)、ビジネス書部門で2年連続1位(日販調べ)、トーハンのビジネス書年間ランキング(トーハン調べ)で1位に輝く。2022年2月、同書が単冊で100万部を突破。著書に、『人は聞き方が9割』(サンマーク出版)、『40代をあきらめて生きるな』(きずな出版)など多数あり、書籍累計発行部数は310万部を突破している。


「2022年 『自分を整える 手放して幸せになる40のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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