ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本経済新聞出版) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 社会人になったばかりのタイミングでこの本を読むことができてよかった。

    株式投資で儲けるには、「短期間で儲けられるかもしれない」という誘惑に負けず、インデックスファンドに投資し続けることであることが様々なデータからわかる。
    時間を味方に付けられる若い人ほど読むべき本。

  • 歴史上のバブルについての解説も興味深かったです。特に、日本のバブルの紹介について、いかに異常な状態であったか、一方で、その異常事態が世界中で過去に何度も繰り返されてきた歴史があるということを知り、やや恐怖を感じました。きっと今後も繰り返されることでしょう。

    投資家へのアドバイスとしては、ほったらかし投資術(山崎、水瀬)と似た内容と感じました。投資についてのアドバイスを知りたい日本人は、そちらを十分な気がします。

  • 金融の勉強するならこれを読むだけでもいける投資信託を信じろ

  • 結局、神のみぞ知る。

  • 【文章】
    読みやすい
    【ハマり】
     ★★・・・
    【気付き】
     ★★★・・

    ファンダメンタル分析や、テクニカル分析は気休め程度にしかならない。

    インデックス投資の成績を上回るアクティブファンドの存在は稀。

  • 投資に関する必読書と言われる書籍。
    ランダム・ウォークとは「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向性を予測するのは不可能である」という言葉。筆者はこれを株価が短期的にどのような変化を予測するのは難しいとする。バブルの歴史を振り返り、また短期的な投資戦略(テクニカル戦略)がいかに過去、役に立たなかったかを振り返る。
    どんなにバブルで熱を帯びようともバブルは冷める。市場平均を上回るリターンを上げ続けることは不可能。消去法ではあるが、市場平均を反映する金融商品(パッシブ運用)こそが儲けを得るための王道だと説く。

  • 長々書いてあるけど、言いたいことは「積み立てでインデックス買っておけ」に尽きる。
    これを言いたいがために、こんな長い文章が必要か甚だ疑問だ。

  • 長い時間をかけてようやく読み終えた一冊。インデックスファンドはここ最近、YouTubeでもその紹介が多く配信されて今まで投資と無縁だった人にも浸透してきていると感じる。自分もまさにその1人である。いろいろな情報を見聞きしてたどり着いたこの本。内容は難しい箇所も沢山あったが読んでおいて損はないし、手元に置いていつでも開けるようにしておくことが大事かなと思う。一気に理解するより長期投資と同じでゆっくり時間をかけて理解してしていけばいいかなと思う。

  • インデックスファウンドの生みの親と言われているアメリカ人教授が書いた本。

    この方は、まだインデックスが世に生まれる前の1970年代から、インデックスで長期積立をするのが投資で負けない唯一の方法と訴えてきた。

    ランダムウォークというのは、過去の動きから将来の動きと方向を予測するのは不可能であるということ。

    南海会社のバブルでニュートンが破産寸前まで追い込まれたというのは驚き。
    天才でも市場に打ち勝つことはできないという証左だと思う。

    投資で難しいのは長期的に利益を上げることではなく、短期的に儲けられそうな話がきた時にお金を突っ込む誘惑に打ち勝つことである。
    結局、短期的に儲けるような話はほぼない(ゼロではない)のであって、時間の経過を味方につける投資手法を選ぶべき。

    インデックスの唯一の欠点は、下げ相場がない右肩上がりの相場で買い続けてしまうことらしい。
    2022年4月現在の全世界株式市場は、右肩上がりできているから、またどこかで下げがこないかなと期待する。
    その時こそ一時的に資産は目減りするとはいえ、チャンスである。

  • 名著
    投資を学ぶにしても読んでおいて損はないと思いますし、一冊超入門書を読んだら子の本から入っても良いのではないかと思いました。

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著者プロフィール

プリンストン大学名誉教授
1932年生まれ。プリンストン大学経済学博士(PhD)。同大学経済学部長(1974-75、77-81)、大統領経済諮問委員会委員(75-77)、エール大学ビジネススクール学部長(81-88)、アメリカン証券取引所理事などを歴任。世界的な投信会社バンガードの社外取締役としても活躍。

「2023年 『ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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