2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望 [Kindle]

著者 :
  • SBクリエイティブ
3.87
  • (18)
  • (23)
  • (13)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 331
感想 : 34
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (377ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • SDGsは最近ニュースなどでよく耳にしますが、どうしても情報が断片的になりがちでよくわかりませんでした。本書を通じてSDGsはヨーロッパの価値観から出たものであり、アメリカと中国は違うアプローチを試みていることがわかりました。

    日本は、また日本人はどう向き合っていけばよいのか、これからを考えるきっかけとなりました。

  • 本書は、世界の現状を示す世界地図とともに、『2030年までに世界がどのように変化していくのか』、『日本はどのように進んでいくべきなのか』を学べる一冊です。
    世界地図が多く収録されているので、本を読むのが苦手な人でも読みやすいと思います。

    『SDGsとは何か』『SDGsによって世界はどう変わるのか』を知りたい人におすすめです。

    所在:中央館3F 図書
    請求番号:304//O15
    OPAC【https://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29188654?hit=4&caller=xc-search

  • 落合陽一さんの本を読ませていただくたびにいつも「この人は本当にいろいろなことを深く勉強しているなあ」と感心してしまう。本書もただのSDGsの解説にとどまらない深みのある本。特に第4章の考察は圧巻。著者の論考についていけるかどうか、は自分でもそして他人を見るにしても一つの明確な指標とすることができると思う。そのくらいの良書。

  • これまでぼんやりとした知識しか持っていなかったSDGsについて、どのような経緯・目的で設けられた目標なのか学ぶことができた。
    また、世界各国の状況や予想値もグラフや地図付で解説されており、とてもわかりやすかった。

  • "恥ずかしながら、この本を読むまで「SDGs」を知らなかった。
    これから先はそれらを考慮する時代であると刷り込まれる。

    「先を見る」という視座が養われる。
    難しい箇所もあったが、資料がわかりやすく、今後の問題点の認識に繋がる。世界の中の「日本の現在地」が確認できる点もいい。"

  • SDGsと自分の行動を結び付けられる本。

  • 広く浅くSDGsを紹介しているだけで、ただの説明に近く、2030年の未来予測や展望はほとんど記載なし。

  • p20
    自分の興味のあるテーマを掘り下げて、自分なりの意見をもち、日々行動することが、私たちの暮らしている世界をよくして、未来の自分の子どもたちへとバトンをつなげていくための一歩だと思います。

    p164
    インターネットによって民主化運動を組織し独裁者を倒すことはできても、それで民主主義が成立するわけではありません。宗教的対立や民族的紛争が絶えないこれらの地域で、話し合いによる解決を実現するには、高度な理念の共有や、成熟した議会運営、寛容な民意の発露が不可欠です。そういった土台のない地域で議会民主制を根付かせるには、幾多の試行錯誤に基づいた歴史的経験の蓄積が必要なのかもしれません。

    p266
    日本人は「2040年にすべてEVへ移行します」と言うと、本当にやってしまう。ところが、他の国々は、まずは宣言して有利なポジションを作った上で、実際にやれなかった場合にはやらないで済ませてしまう。

    p275
    たとえば、トランプ大統領がスピーチしている映像を1分半流したとき、視聴者は「またトランプがめちゃくちゃなことを言っている」といった以上の感想をきっと持てないと思うのです。ただ現実としては、アメリカにはれっきとしたアメリカとしてのロジックと正義があるはずでしょう。

    p324
    そもそも男性からして大学に行けないような社会では、ジェンダーギャップが発生しようがないんですよ。
    ~ただ順位を見るだけでなく、どういう基準で算出された数字なのかまで考えないと、実態から離れた結果が一人歩きしてしまいます。

    p347
    デジタルで表現された世界は、世界の一部に過ぎません。

    p349
    我々には手が届かない課題が存在すること、それについて考え続けること、自分の代わりに行動する誰かを応援すること、その中で何を行動するか常に考えることを忘れてないでいてほしい。

  • 落合陽一がSDGsについて語った一冊。

    データが豊富で勉強になった。

  • SDGSを勉強したく購入。

全34件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

メディアアーティスト。1987年生まれ。JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表。
東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。
筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、准教授、京都市立芸術大学客員教授、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学特任教授、金沢美術工芸大学客員教授。
2020年度、2021年度文化庁文化交流使、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサーなどを務める。
2017~2019年まで筑波大学学長補佐、2018年より内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査会委員、内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員,デジタル改革関連法案WG構成員などを歴任。

「2023年 『xDiversityという可能性の挑戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

落合陽一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジャレド・ダイア...
山崎 聡一郎
岸見 一郎
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×