問題解決ができる! 武器としてのデータ活用術 高校生・大学生・ビジネスパーソンのためのサバイバルスキル [Kindle]

著者 :
  • 翔泳社
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感想・レビュー・書評

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  • データ分析の仕方ではなくデータ分析の生かし方を教えてくれる本。要因を特定せずに方策に飛び込んでしまう方策君になってしまうことを厳に戒めている。
    データの中に答えなんかないというのは、なかなかの衝撃であった。とにかく、目的思考で行こうという感じである。
    注目点
    結論を導く順番
    評価指標
    データ
    結論
    プレゼンの順番
    結論
    評価指標
    データ
    方策
    問題ではなく要因に対して行う
    考えるの2つの意味
    アイデア発想
    ストーリー
    全体のロジック
    地道に筋道追求
    方策のみ
    結果と結論は違う
    結果
    分析のアウトプット
    結論
    結果の解釈
    目的に対する意味

  • 現時点では参考になる情報なし。
    (2020/11/30)

  • ■この本の紹介文
    「問題解決×データ活用」のスキルが身につく本。データ分析の前に、データを活用するための「データリテラシー」を身に着けることを目指す。

    ■感想、意見
    本書では、データ分析の技術的なことではなく、データ分析のマインド、「データリテラシー」について書かれている。

    「データをとりあえず分析して、それで何かが見えてくるはず」というのをついついやってしまうけど、
    「解くべき問題が明確になっているか?(Are you solving the right problem?)」「定義した問題と使うデータが一致しているか?(Are you using the right data?)」
    この点が、意識されていることが重要。

    そして、最終的に「結果」ではなく、「結論」を言えているか、「で、そこから言えることは?」の答えをちゃんと持てるようにしたい。

    ---
    ■本の中で気になった言葉

    ・主原因1:解くべき問題が明確になっていない
     Are you solving the right problem?
    ・主原因2:定義した問題と使うデータが一致していない
    Are you using the right data?

    ・最終的に「結果」ではなく、「結論」が述べられているか否か

    ・アウトプットに対して具体的な結論、すなわち「で、結局何が言えるのか」を文章で書く

    ・データ活用のポイントは、
    (1)どのような二つの要素のつながりに着目し、
    (2)どのようなデータを使い、
    (3)その結果をどう解釈したか、の三つです。

    ・本来は、 「そもそも何を解決、実現したいのか」(目的・問題)  
    そして、 「それは何が決め手・要因となるのか」(要因) ということがわかっていて、その上で、 「何をすべきなのか」(方策) という順番での思考が必要です。

    ・「データ⇒仮説(データに基づいた仮説作り)」ではなく、「仮説⇒データ」  データ(分析)は自分で立てた仮説を客観的に論理的に検証するためのもの、と言えます。

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著者プロフィール

データ&ストーリー LLC代表。多摩大学大学院客員教授。1972年、神奈川県生まれ。慶応義塾大学理工学部卒業後、日立製作所入社。在職中に欧米両方のビジネススクールにて学び、2003年MBAを取得。Academic Award受賞。2004年日産自動車へ転職。海外マーケティング&セールス部門、ビジネス改革グループマネージャ等を経て現職。グローバル組織の中で、数々の経営課題の解決、ビジネス改革プロジェクトのパイロットを務める。

「2017年 『上司からYESを引き出す! 「即決される」資料作成術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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