やりたいこと探し専門心理カウンセラーの 日本一やさしい天職の見つけ方 [Kindle]
- PHP研究所 (2019年9月24日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (213ページ)
感想・レビュー・書評
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天職の探し方のヒントになるました。フランクルは私も大好きなので、意味を考えてみようと思いました。
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終始読者に寄り添ってくれるあたたかい文体だった。
読んでよかった!
人にはそれぞれ天職と適職があって、どちらを選んでも良いと。
天職とはなにか、天職の見つけ方、天職につくことで人生がどうなっていくかなど学びはいろいろあったけど、
いちばん心配な「天職(=自分がやりたいこと)で食っていけるか」というところはやはり自分で考えないといけないよね、というかんじ。
好きなことを仕事にすることで一生懸命働くことが出来て、結果的にお金を稼げるようになる、というようなことが書いてあったけど、
わたしが好きな「音楽」「芸術」「文章」などのいわゆる「お金になりにくいジャンル」だと、
ある程度のレベルまで突き抜けて、かつ今のゆるゆる会社員よりも何倍も頑張らないといけないよなあと思うと、
好きを仕事にすることも楽じゃないよねえ(ˊᵕˋ) -
未完のことはなにか。自分の心にブレーキをかけているものは何か、そこを見つめ直そうと思えた。
あと、心配なまま、不安なまま、動いていいと言う言葉、良い許可だなと感じた。 -
心理カウンセラーの著者の一冊。
自分もカウンセラーとして学ぶことが多かった。 -
【生き方】天職の見つけ方 / 中越裕史 / 20220115 / (2/921)/<263/161435>
◆きっかけ
日経広告
◆感想
・見つけ方とあるが自叙伝、けど著者自身の経験に裏打ちされた示唆に富むことは多い。
・究極的には青い鳥の話でいうと、そんな鳥はなく、その探す過程が幸せだし、あとは青い鳥を自ら創り上げていくということか。曲がったものでも真っすぐに見えるようにする、と以前聞いたフレーズに相通じるところも。
・ポーン型でなくオリジン型は胸が痛い話。。。
・「人間が人生に意味を問うのではなく、人間の方こそ人生に問いかけられている。」とても刺さった。その問に自分はどう答えるか?どう人生を充実させていくのか?考えたい。
◆引用
・安定にこだわるあまり身動きがとれなくなる。やめてはもったいないといわれて心身を壊してしまう
・適職=適した仕事でストレス少なく働く
・天職=やりたいことで充実感を持って働く
・内発的動機(これに挑戦してみたい、これが好きだからやっている、やりがいがある)が重要。
★自分で選んだ仕事だから責任が生まれる。責任があるから一生懸命。一生懸命だからやりがいが生まれる。そうやって決めないと天職は見つからない。
★3つの要素が重なる=内発的動機+自己決定要因+意味への意思(社会的意味ではなく、自分の価値観にとって意味のあるものかどうか。)
・昔の人は道に迷ったら太陽や星を見ていた。ざっくり方向をきめたら、修正しながら考える。
★やりたいことの見つけ方は思考ではなく行動
・失敗と修正で本当にやりたいことの地図を作る
★やりたいことを見つけるには未完の行為(=人生でやりのこしたこと、自分でも気づいてない過去の人生の心残り。)をやること。
★自分の人生のケリをつけるために、一度もがいてみよう。もがいてないと感情を持つことをあきらめてしまう。
★ポーン型(言われたことをただやるだけ)ではやりたいことが見つからなくて当然。
★自分の意思で動く力強さがない。=替えのきく人材
★オリジン型の行動をするようになれば、やりたいことは自然と見つかる。
・服装には価値観が反映される
・人とかかわる数と質からやりたいことを考える
・自分でコントロールできること、できないことをしっかり分ける。コントロールできる範囲内で目標を作る。
・時間を惜しめ セネカ
・まずは1日5分行動
・スモールステップの3つのポイント:小さな行動、楽しい行動、毎日できる行動
★人間が人生に意味を問うのではなく、人間の方こそ人生に問いかけられている。 フランクル =好きなことすら、人生から与えられ、問われている。人生は僕にカウンセリングを好きと与えた。僕はそれにどう答えるのか?君に与えられた好きなことで
どう人生を充実させていくのかい?
・天職を見つけるのではく、受け入れるという発想。
・神よ、変えられないものを受け入れる心の静けさと、変えられるものを変える勇気と、その両者を見分ける英知をお与えください。 ラインホルド・ニーバー -
何が好きかは自分では決められなくて、それは天が与えたもの。それを受け入れる。そして、その好きなことを仕事にするのはどうせ無理と、諦めるのではなく、何をすればいいか、1日5分でもいいから、それに近づく何かをやることを勧めていた。著書も一度はカウンセラーになることを諦めたけれど、後で後悔すると思って、できることからやったとのこと。私も好きなことをまずはコツコツ続けてみたい。