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# 書評☆4: はじめてのLaravel6入門 | Laravel6やフレームワーク初心者にうってつけの1冊
## 概要
- 書名: はじめてのLaravel6入門
- 副題: AWS Cloud9で学ぶ
- 著者: 山崎 大助
- 出版日: 2019-09-16
- 読了日: 2020-03-08 Sun
- 評価: ☆4
- URL: https://book.senooken.jp/post/2020/03/19/
## 評価
PHP Laravelの勉強中に読んだ1冊だ。
書籍全体を通して本管理アプリを作りながらLaravelでの開発方法を学ぶ本となっている。
他の本と違うのは,以下の2点だ。
1. 全体像の毎回提示
2. 最低限の説明
開発するアプリの全体像を説明し,節ごとにどういうものを作るのかを毎回提示してくれており,とてもイメージがつかみやすかった。
そして,サンプルアプリの開発に必要な部分だけ最低限の説明に絞ってくれており,サンプルで使わない余計な細かいことに気を取られなくて済む。
認証機能からファイルアップロード機能まで,Webアプリ開発の主な機能を一通りカバーしてくれており,この手順に沿えば,似たような機能のWebサービスを開発できそうだ。
Laravel 6の入門書としては過去に「[速習 Laravel 6](//book.senooken.jp/post/2020/02/23/)」と「[PHPエンジニアにおくるLaravel6予習入門](//book.senooken.jp/post/2020/03/08/)」を読んだが,初心者に対しての親切度としては本書が一番だった。
どちらの本も全体像の説明が足りなかったり,使わない細かい機能の説明が多くて,初心者にとっては困惑する内容が多く,いまいちだった。
ただし,個別の機能の説明はやや足りないので,不足分は自分で公式マニュアルを読み必要がある。
## 結論
Laravel 6の入門書として良い本だった。この本をなぞりながら似たようなアプリを何個か作れば,だいぶ身につくと思った。
同じ著者の他の本も読んでみたいと思った。
ただし,2020-02-13に上位版の「はじめてのLaravel6入門 MAMP環境で学ぶ」が発売されている。これから読むならば,内容が多いこちらを読んだほうが良いだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示