- Amazon.co.jp ・電子書籍 (159ページ)
感想・レビュー・書評
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好きなものを異様に熱く語るだけで、それはボケになる
自分の分野でもここまで分析して詳細に語ることはできません。この人はなぜこんなクレームにしたのか、なぜこんな出願をしたのか。出来るだけ広い権利範囲で、技術を開発したからそれに付随して出願した、と答えるのが関の山です。
これではとても特定分野で飯食ってますとは恥ずかしくて言えない。分析の深さが足りない。
我が身を振り返るいいきっかけになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
会社の上司に薦められたのがきっかけだったので、なんとなく「M-1を例にしたビジネス書なのかしらん」と思っていたが、M-1という土俵から一歩も足を踏み外さない、完全なるM-1研究書だった。
なのにたしかに不思議と汎用性を感じる。
それは徹底した「分析」と「戦略」だ。そして明確な「手段」と「目的」。
「目的はM-1優勝ではなくウケることだ」。
ぼくも一応、お笑いファンのはしくれだし、M-1はおそらくすべて観ているし、恥ずかしいが悪ノリで出場したこともあったので、余計に楽しめたのかもしれない。
今年のM-1も今からまちどおしくなった。
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予想の10倍くらいいい本だった。勉強になった。
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ナイツ塙さんによる漫才(M-1)の解説本。漫才は好きでよく見るけれども、これだけ詳しく考えたことはなかった。そして本当に漫才が好きなんだなぁと。ナイツも大好きな漫才師のひとり。ぜひ読んでもらいたい
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ターゲットはお笑い好きでM-1オタク。自身が審査員を務められた2018の感想や、これまでのM-1で評価されたネタ、評価されなかったネタ、ナイツ自身の葛藤について分析された本。M-1が好きなら見ないという選択肢はない。客観と主観が入り混じっているが、主観部分はお笑い好きならいくらでも議論できそうな。もうちょっと出番順は影響している派閥。
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M-1直前に読みました。
M-1を数倍楽しく見れそうです。
・はじめの30秒のつかみと笑いの量に注目
・見た目ではなく、ネタで勝負しているか。
・全体的に6~7割のおもしろさで終盤に10割のおもしろさが来るか。 -
副題の通り、ナイツ塙さんが、関東芸人がM-1に弱い理由を分析した書籍。過去のM-1を観ていることが前提になっている。
かなり掘り下げられているので、漫才のテクニカルな面への理解を深めたい人にはおすすめ。
塙さんの江戸漫才への想いやダウンタウン松本さんへのリスペクトが伝わってきた。 -
M-1について納得させられる分析
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言い訳というか、ぼやきというか、ナイツ塙らしい切り口と思考で綴る「M-1グランプリ」分析。
芸人本人で語られる分析は珍しいし、納得することも多くて、面白い。