音楽社会学でJ-POP!!! 米軍基地から生まれた日本歌謡曲ヒストリー [Kindle]

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  • かざひの文庫
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感想・レビュー・書評

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  • なかなかの名著だが、著者本人の趣味にやや肩入れしすぎている感もある(特に「はっぴいえんど」)。高護の本(『歌謡曲』岩波新書)ではカバーできていない2000年代以降のJ-POPさらにはK-POPについても取り扱っている。また、音楽の社会的背景を重視しているので、当時の人々にとって現象としての音楽がどういう意味を持っていたのかが、よく分かる。いろいろな本の紹介もあってよい。どちらの本でも、安室奈美恵と宇多田ヒカルは時代を画するアーティストだと指摘されているのが興味深い。

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著者プロフィール

1951 年、山口県生まれ。博士(文学)。元山口大学教授、現山口学芸大学客員教授、現在は研究のフィールドを社会学に移している。
主な著書
『ビートルズ都市論』『ギャツビー&レノン:アイリッシュソウルの系譜』、『植民地時代から少女時代へ』『台湾の表層と深層』『音楽社会学でJ‒POP!!!』『大学教授よ、書を捨てよ、街へでよう:プロジェクト型課題解決研究(PBL)進化論』

「2022年 『海峡から聞こえてきたブルース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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