音楽社会学でJ-POP!!! 米軍基地から生まれた日本歌謡曲ヒストリー [Kindle]
- かざひの文庫 (2018年10月11日発売)
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感想・レビュー・書評
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なかなかの名著だが、著者本人の趣味にやや肩入れしすぎている感もある(特に「はっぴいえんど」)。高護の本(『歌謡曲』岩波新書)ではカバーできていない2000年代以降のJ-POPさらにはK-POPについても取り扱っている。また、音楽の社会的背景を重視しているので、当時の人々にとって現象としての音楽がどういう意味を持っていたのかが、よく分かる。いろいろな本の紹介もあってよい。どちらの本でも、安室奈美恵と宇多田ヒカルは時代を画するアーティストだと指摘されているのが興味深い。
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