50歳からの逆転キャリア戦略 「定年=リタイア」ではない時代の一番いい働き方、辞め方 (PHPビジネス新書) [Kindle]
- PHP研究所 (2019年11月18日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (240ページ)
感想・レビュー・書評
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50歳を迎える前に、人生の選択肢を色々と考えてみたくて手に取りました。
独立するにしろ、今の会社にとどまるにしろ、自分の持っているものを棚卸しして、将来を考える良いきっかけになりました。
現状は、今の仕事にやりがいを感じているので、独立を考えていませんが、独立も選択肢に入れながら、今の仕事をすると、仕事への姿勢が大きく変化すると感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本のサラリーマンの幸福度曲線は、年次を重ねるごとに低下していくと聞いたことがある。人生100年時代、50歳は人によってはまだまだキャリアの中間地点である。豊かで充実した人生を歩むためには、社内出世コースから外れたことを実感しつつも、自分だけの「独自プロジェクト」を持ち、行動してくことが必要。
社外セミナーに参加している50代60代男性が、必死にセミナーで勉強しつつも、誰とも会話せずに帰宅する光景が紹介されていて、自分も将来同じような道を辿らないか、恐怖を感じた。無駄な努力だけ継続して、いざ行動に踏み出せない(人と異なることに踏み出せない)マインドは今の自分そのもの。
ワクワクする毎日を送ることができるよう、今のうちから良書に触れ、人的資源を増やしていきたい。 -
(主に大企業に勤めている人向け)50歳から70歳ぐらいのキャリアを考える際に「何から始めればよいか」がスマートにまとまっている。
実際には40代で読み始めてよい本だと思う。
「やりたいことが無い人」「変化に対応できない人」「経営支点や知識に欠ける人」「他部門が何をしているか知らない人」などは、
いきなり会社を辞めずに今の会社でまだまだ学ぶことがあると指摘している。その上で十分に準備をして50歳以降のキャリアを自分で作っていきましょう。 -
自問自答のための7つの質問 ①自分の人生があと1年だとしたら何をやりたいか?【キャリアビジョン構築】②なぜその「やりたいこと」に挑戦しないのですか?【マインドセット】③やりたいことができない本当の理由は何ですか?【マインドセット】④名刺がなくても付き合える社外の知人は何人いますか?【相場感・市場理解】⑤会社の外でも通用する「自分の強み」は何ですか?【自己認識・強みの棚卸し】⑥その強みを磨き、不動のものにするためには何が必要ですか?【キャリアプラン・腕試し】⑦今のうちに何から始めますか?【強みを補強】