しんがり 山一證券最後の12人 (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 市立図書館で借りてきました。
    これもアマゾンのカートの底の方で永年おかれていたもの。

    40代以上の人であれば記憶に残っている山一の破綻。
    私もニュースで社長が泣いていたのを覚えている。

    社内政治や人間のエゴ、バブル当時のの浮かれた世相など様々な状況を語りつつ組織がいかにして腐っていくかを、元社内調査委員会のメンバーの人たちの視点で教えてくれる。

    実録ものが好きな人にはぜひ読んで欲しい一冊

  • 山一証券の破綻語の処理作業に立ち向かった話。アツイ。

  • ノンフィクションとはいえ物語としてなかなか面白くて一気に読了。

    『企業不祥事を防ぐ』からの続きで読んだが、國廣正さんの人物像が想像したとおりだった。

    自分自身は山一證券のことはテレビで会見を見たような記憶があるだけで、それほど知っているわけではなかったが、あまり身近ではない金融業界の敗戦処理の内情はグッと来るものがある。

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著者プロフィール

きよたけ・ひでとし/元読売新聞編集委員。2004年より巨人軍球団代表を務め、2011年に解任。現在はノンフィクション作家として活動する。2014年『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社文庫)で第36回講談社ノンフィクション賞を受賞。他の著書に『トッカイ 不良債権特別回収部』(講談社文庫)、『サラリーマン球団社長』『後列のひと 無名人の戦後史』(ともに文藝春秋)など。


「2023年 『どんがら トヨタエンジニアの反骨』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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