プリフェクトの箱庭【電子限定漫画付き】 (Tulle Comics) [Kindle]

  • ブライト出版
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感想・レビュー・書評

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  • [ふゆ side]

     月人が当初の予想以上に大変な人物だったり、酷い目にあわせられながらも澪斗の軸がずっとぶれなかったり。とてもすっきりとした綺麗な絵だからごまかされてしまうけど、相当に怖いしおどろおどろしい世界だと思う。久世もそうだと思うけど、花菱なんかはそれ以上にどっぷりこの文化で生きてきたはずだと思うのに、よく自分を失わずにいられると思う。

     『インザケージ』の廉司くんも、綺麗な絵でさらっと描かれていたからさらっと読めてしまったのだけど、実のところ執着の仕方は相当だったと思う。あちらはオメガバースだからそんなものかなと思って読んでしまったのだけど、月人はそのさらに進化形かなという気がする。もっとずっと不安定で、気になる存在です。

  • 金持ちの子弟が通ってる学校。
    成り上がりなどはいずらそうな雰囲気。
    一般試験で入り、しかも特待生になった澪斗。
    クラスの子から子供っぽいいじめを受け、でもそれを流しつつ学園生活を送っている。
    過去の事故から暗闇がダメで外へ出た時に出会った月人。
    偶然の出会いから気に入られたのか、指導生になり一緒に行動することになる。
    ただ月人は学園の総長であり、家柄も頭脳、芸術、すべてにおいて秀でた存在だった。
    その月人に囲われるようにされ、嫉妬から被害を受ける。それに激怒した月人は犯人を自主退学させてしまう。
    指導生を辞めたいと澪斗に激昂し、強引に抱く。そした囲うように部屋に閉じ込める。
    月人の容赦なさや思考が怖い。まだまだ謎の多い巻です。

  • お金持ちばかりのお坊っちゃま学校で神様的存在の上級生の付き人に指名されてしまう。過去になにやらいろいろあったっぽい。そこは2巻で

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