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感想・レビュー・書評
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作者に対する典型的な問い、多数を占める質問が、「なぜ逃げなかったのか」「なぜ反乱を起こさなかったのか」だという。日本人の国民性からは、「逃げられなかったの?」「抵抗できなかったの?」という聞き方をするのではないかな、と漠然と感じた。引いては、欧米人と比較して、日本人には、能動性の薄弱性や能動性に対する奨励の低さがあるように思わされた。そのことは、被抑圧者となったときに、良いことなのか悪いことなのか、「灰色の領域」や「恥辱感」の他に、考えさせられた点として記しておきたい。
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これほど誠実に、真摯に自分自身と向き合った言葉を私は知らない。
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