時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」 (ブルーバックス) [Kindle]
- 講談社 (2020年1月15日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (258ページ)
感想・レビュー・書評
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Amazon Audible にて。
たぶん専門書としてはめちゃくちゃわかりやすく、初心者向けに向けて書いてくれてるんだけど、まあ難しかった。特に、耳慣れない物理学用語に集中力を要するので聞いてて疲れた。
時間が場所によって一定ではなくて、空間と時間は密接に関係していて、人間の時間認識は脳で後付けの辻褄合わせをしているだけだから全然当てにならない、ということは理解できた。
どうして物理学では、ビッグバンで宇宙が始まったとか、気が遠くなるような宇宙の果てのことかが分かるんだろう、と思ってたけど、その入り口だけフワッと分かった気がした。 -
半分は理解不能だが、面白かった。
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“時間の流れは現実に生起する物理的な出来事なのか?”ニュートン流の時間観を否定し、新たな時間概念を示す。量子論や相対性理論の入門書をてがけてきた著者が時間を物理的に捉えて解説。
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アインシュタインは時間は宇宙に均一に流れているのではなく、その”場”に応じて定まる相対的な値として捉えなおしたという。
その理論について本書は語っているわけであるが、正直素人にはついていくだけで精一杯の内容であった。
ただ、時間の流れをエントロピーの増大によるものと説明する件についてはなるほどと感じるところがあった。
頭の体操にはなったが、やっぱりこの手の内容は若い方がよいだろうな。 -
時間って面白いね。物理学的な時間の定義から、人間はなぜ「時間は流れる」と意識するのかという話まで。
著者のweb。http://www005.upp.so-net.ne.jp/yoshida_n/ -
難しい。なんとなく分かった気分にはなるんだけど。時間をあけて再読予定。