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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (332ページ)
感想・レビュー・書評
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想像できない世界を描いてくれた。大変だろう調査に頭が下がる。
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前作から続けて本書を読んだ。大統領選挙後も同じ流れが続いている。今から読んでも得る部分が多い本。バイブルベルトでは最高裁判事に民主党推薦派が増えてリベラルな社会になることを不安視しているという状況。他方、民主党が労働組合を捨ててしまっている状況。いわば共和党が勝ったのではなく民主党が負けたということ。民主党の候補がヒラリーでなくバーニーなら大統領選挙として異なる局面が生まれていたかも知れない。共和党は規制緩和と減税を推進し、小さい政府、つまり地域内の共助を前提としている。共助はキリスト教的精神と言えるかも知れない。これに対して、民主党は大きい政府を志向し、公助を強調する。現在のメディアでも中間選挙に向けて共和党はもはやトランプ党だという指摘があるが、確かに政党の枠を超えて、今やトランプ支持派とトランプ反対派の対立の構図になっている。政党というものが入れ物として十分に機能していないのかも知れない。これは民主主義にとってとても深刻な問題だろう。
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