「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本 [Kindle]
- 学研プラス (2020年3月24日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (210ページ)
感想・レビュー・書評
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たしかに人やモノごとへの執着が生きづらくしてしまっているところがあるかもしれない。「こうしなきゃ」とか「こうじゃなきゃ」という執着を手放すと気が楽になり、ほんとうに大事なこと、大切にしていることが見えてきて、新しい一歩を踏み出すきっかけになる。
今起きていることはすべて必然、すべて善きこと、今を素直に受け入れること。
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心理カウンセラーの著者が書いた「執着」を手放すための本。
アマゾンプライムで読みました。
この本で主題となっているのは「人との執着に困っている人」が「相手への執着を手放す」方法についてです。
これ、ターゲットが広いようでいて、意外に狭いんじゃないかなーと感じました。
というのも、人への執着に対してはすごく丁寧に説明されているのですが、物体への執着に関しては割とあっさり終わっています。
対象を擬人化して、例えばお金だとしたら
・「お金は〇〇なものである」と思うことを20個挙げる
・両親とその物質の関係性(両親がどのように扱っていたか)を思い出す
・物質を擬人化して考えてみよう
とあるのですが、これ高度すぎませんか……? 自分一人でこのワーク出来る気がしないです。
お金、スマホ、食べ物とかだったら分かりやすいかもしれないですが、これが例えばアニメグッズに執着しちゃうとか、いくつもあるのにスニーカー買っちゃう、みたいな人だったらすごくやりにくいワークになっちゃうんじゃないかなと感じました。
また、恋人とか「関係性を断ち切りたい」って人に関してはこの本はバッチリ解説してくれているのですが、例えば同居していて離れられないとか、まだ子供だからこれからも一緒に住むこと確定、な場合だったら、ワークの内容にも無理があるので、アレンジが必要かなと感じました。
これだけいろいろ批判していますが、カウンセリングでこんな感じのワークをするんだなという勉強になりましたし、こういうものって向き不向きがあるんだと思います。
アマプラ登録されていて気になる方は是非。 -
人やお金などへの執着を意識的に手放し、自分らしく生きるためのメソッドを紹介。
不安、変化を恐れないことが肝要なようだ。ノートなどを使って自分一人でできるのは手軽。 -
なるほどなぁーと思うことがとても多かったのは多かったんですが。
驚くほどに執着してる人へ向けての本なのかな、、、と、思うほど。
そんなに!?そんなに執着する?ってくらい思い煩ってる人がたくさん出てきて。
あ、もしかしたら、わたしって執着かなりするなーって思ってたけど。
全然かもしんない。と。思う一冊でした。笑
そこまで!?って思うのが結構あった。
そんな人は、是非このレッスン受けた方がいいかも。 -
様々なパターンの「執着」を例に挙げて、細かに解説している。
言っている事はわかるが、あまり共感できなかった。
全体的に読みにくく、ページがなかなか進まないのは作者が悪いわけではなく、私の頭が拒否しているのかもしれない。
「自分を傷つける心の癖に気づく」
「手放したい過去をカプセルに入れる」は参考になった。
あと、ワークがやりにくい。
理屈ではわかっていても、自分の気持ちがついていかない事は確かにある。今起きている事は悪でもなく善でもない、ただありのままの流れの結果だ。
「自分がどうしたいのか」正解は自分の心の中にしかない。
一番大切なのは私が幸せになること、彼と別れるか仕事をなくすかといった事はどうでもいいこと。 -
物、人を手放すだけではだめ。
感情ごと手放さなければ本当の意味で執着はなくならない。
感情は書き出して破り捨てるが有効。 -
実際にカウンセリングを受けているような気持ちになる。色々なタイプの執着が解説されていて、自分が何に執着しているかにまず気づけて良かった。読みながら実践していったところ、読み終わるとともに心が軽やかになった。ネガティブなメンタルを改善しようというような本は多いが、実際に読んで改善される本は稀なのでありがたい。
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草薙龍瞬の「反応しない練習」を先月読んだ。そこでは、「物事に対する執着を捨てることで心の平穏を保てる」という旨の内容が記されていたように思うが、この本でも執着を捨てることで幸せになることにフォーカスしている。
スティーブン・R・コヴィーの「七つの習慣」の第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」で、それぞれの人が自分の中心に何を据えているかについての話をしている。ここで話されているのは、「適切でない物事を自身の中心に据えてしまうと、そのことに縛られすぎて結局は幸せを逃してしまう」という旨の内容である。これは執着の話とも通じていると思う。何かに執着を持って自分の考えの中心に近づけすぎてしまうと、そのことに囚われすぎて心の平穏を失いうる。
執着してしまうことの事例として子供にイライラしてしまう母親の例があったが、子供が親の顔色を窺っていることに気が付き、自らカウンセリングを受けたのは素晴らしい。親としての自覚を持ち、子供のことを真剣に考えている。将来、自分に子供が出来た時には、こうありたいと思った。
【抜粋】
何かに執着していることに気が付いたら、その対象に映し出されている感情を見つめることが、とても大事なのです。 -
執着を手放すことを知りたくて読書。
キンドル17冊目。
人間関係を中心に多くの問題が自身の執着を根っこに持っている。それを認識し、手放すことで解消できるという内容。
執着しているものは、配偶者、両親、恋人、自分だったりと対象を人間としている。
執着している対象を手放す。「御恨み帳」に感情を吐き出す。処分する。
感情を聞き出すことで、自己客観視できて変化があるようだ。
本書紹介のワークは、本書だけでは難しそうだ。著者のセミナーなり、セッションを受講してしっかりと取り組むのが良さそう。
自己肯定感が低いと執着が強まる傾向がある。
僕は時間が経つと自己肯定感が低下する傾向がある。定期的に上げる作業をしないと低下して精神状態が平ではなくなる。
僕の場合は、執着を手放すよりも自己肯定感に着目して、自己肯定感を上げる習慣を取り入れていく重要性を再認識。
自分の意思で変えることができるものは言葉。
それから派生する思考、行動。
悩みや課題は書き出して、他人事のように見つめる。
常に他人に対して笑顔、笑えるように意識したい。
読書時間:約55分 -
執着しているつもりはなくても、心に湧いてくる「嫉妬」や自分を責めてしまう感情。
それは「執着」からきていたのかとわかって少しスッキリ。
たっぷり時間をとって、ゆっくりワークに取り組みたい。