ヤングジャンプ 2020年 2/20 号 [雑誌]

• 集英社 (2020年2月6日発売)

感想・レビュー・書評

[『黒犬』の優樹さんの感想 · 2020年2月12日]

かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～　赤坂アカ
石上に好感を持っている私でも、さすがに、彼のデートプランは痛々しく感じてしまう。基本、センスはあるはずなのに、恋心が、それを狂わせているのか
まぁ、早坂ちゃんの妄想デートプランも、どっこいどっこいだったけど
かぐや様と早坂ちゃんの主従関係があってこその、『かぐ告』と言えるので、どうなるのか、ちょい心配
ゴールデンカムイ　野田サトル
野田先生、前回とテイストが、まるで違うじゃないですか
惚れた女の為に、無茶し、危険を冒し、リスク承知で行動できる、それは良い男だ。つまり、谷垣源次郎は、インカラマッが惚れ、子を成すだけの偉丈夫
そんな愛で繋がっている二人を守るために、命を張った家永に対して、今回、グッと来たのは私だけじゃあるまい・・・ここで退場しちゃうんだろうか
久保さんは僕を許さない　雪森寧々
前回、かなり、読み手をキュンキュンさせてくれたのに、今回は、もっと、キュンキュンさせてくれた。あざっす、雪森先生
白石くんからしたら、久保さんは完璧美少女な印象なんだろうが、彼女にだって、苦手なことくらいはあるよな。料理ってのは、ベタで、むしろ、好印象だ
料理が苦手でも、好きな人に、「好き」を伝えたいから、手作りで頑張ろうとする久保さんも、そんな妹を応援するお姉さんもステキだ
君のことが大大大大大好きな１００人の彼女　中村力斗／野澤ゆき子
お互いに、恋太郎の事が、超好きな恋人だからこそ、静が自分達に対し、劣等感から遠慮しているのが許せず、怒れる唐音も、ちゃんとフォローに入り、二人が言いたい事を言えるようにした羽香里も、二人に応援され、読み手の予想斜め上の我儘を、恋太郎に言った静も、全員、可愛すぎ
しかし、男としては、三人が本音を言い合える関係になってくれることを願って、この場から去り、事態を見守り、期待以上の結果になってくれた事を喜べる恋太郎に対する好感度が、ますます上がった
学校では、節度ある行動しろよ、とは思うが、こんなキス三連発を見せて貰った以上、何も言えんよ、うん