群青の湖 (講談社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
4.17
  • (2)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (416ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 女性が妊娠して大津の大家に嫁ぐが、夫の浮気で別れて東京に戻って染色家となっていく話である。芸術展で簡単に入賞してしまうことはあり得ないがそれが小説であろう。琵琶湖が主舞台になっているが、地図が併記されていないのでいまいちイメージがつかめない。琵琶湖の文学紀行で朝日新聞で紹介されていた本である。
     東京の武蔵野にある芸術大学はいまいちどれかよくわからないが、いちおういろいろと芸術のことは調べて書いてある気がする。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

芝木好子(しばき・よしこ):1914-91年。戦後を代表する小説家の一人。生まれ育った東京下町への哀惜を託した文章で知られ、芸術と恋愛の相克に苦しむ女性の生き方を描いた小説に独自の境地を拓いた。芸術院会員。文化功労者。主な著書に、『青果の市』(1941年、芥川賞)、『湯葉』(1960年、女流文学者賞)、『夜の鶴』(1964年、小説新潮賞)、『青磁砧』(1972年、女流文学賞)、『隅田川暮色』(1984年、日本文学大賞)、『雪舞い』(1987年、毎日芸術賞)がある。

「2023年 『洲崎パラダイス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

芝木好子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×