幼なじみの公爵は、記憶喪失の婚約者を愛の力で取り戻す (こはく文庫) [Kindle]

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  • Kindle Unlimited版読了。

    ‪オッドアイがコンプレックスで庭いじりが趣味の18歳引きこもり侯爵令嬢ヒロインと、ヒロインの幼馴染で優しく誠実な25歳公爵ヒーローとのラブストーリーです。‬

    ‪120頁の作品です。‬
    ‪挿絵はありません。‬

    ‪侯爵令嬢のヒロインは左右の瞳が金と紫をしたオッドアイである事にコンプレックスを抱いており、社交界に出る事はほとんどなく、専用の庭で花や野菜を育てる事が趣味の引きこもり令嬢です。‬
    ‪ある日、爵位を継いだ幼馴染で片想い相手の公爵ヒーローから求婚されます。‬
    しかし、結婚式の数日前にヒロインと同じオッドアイをした辺境伯にさらわれそうになりヒロインは抵抗しますが、頭を打った衝撃で自身についての記憶を失ってしまいます。

    ヒーロー視点あります。
    ヒロインと初めて会った時に一目惚れして、両片想いだったようです。

    幼馴染カップルという事で、2人の出会いは子供の頃かと勝手に思っていたら、5年前という比較的最近だった事に驚きました。
    ヒロインは13歳、ヒーローは20歳という事になります。
    少女だったヒロインが20歳のヒーローに惹かれたのは分かるのですが、ヒーローはもしかして
    …ロリコン?と思ってしまいました(笑)。

    ヒーローのヒロインを決して諦めない熱情と執念が勝利し、ヒロインが再び頭を打った事で無事に記憶を取り戻します。
    まさにタイトル通りの展開でした。

    ‪初Hはヒロインが記憶を取り戻した直後の辺境伯邸で、婚前交渉でした。‬
    ‪ヒロインが記憶喪失になってなければ既に結婚していた筈だったので、ヒーローがこれ以上我慢するのも可哀想なので仕方ない展開かもしれません。‬
    ‪真面目なヒーローなので、恐らくDTだと予想しました。‬

    ‪結局、辺境伯はヒロインのオッドアイ目当てで誘拐した事を告白しますが、誘拐事件を起こした辺境伯が何の処罰も受けないのが謎でした。‬
    ‪辺境伯自身もオッドアイなのに、更にオッドアイの人間を愛でたいなんて、かなりのナルシストなのかもしれません。‬

    ‪最後はハネムーン旅行兼ヒーローの外交の仕事で外国へ行き、滞在先でいちゃラブHをしてハッピーエンドで終わります。‬

    ‪…読み終えての感想は、全てはヒロインとヒーローの愛を燃え上がらせる障害だったという事でしょうか(笑)。‬

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