- Amazon.co.jp ・電子書籍 (194ページ)
感想・レビュー・書評
-
廃人思想
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホ・オポノポノの本を数冊読んでから、『はじめての〜』を読みました。読んだ時には熱心に実践しようとするのに、すぐ忘れてしまう。だから、関連の本を定期的に読もうと思って、手に入った順から読んでいったらこうなりました。基本に戻れて、復習できてとても良かったです。
100%自分の責任で生きるというのが、ホ・オポノポノの考え方ですが、責任って何だろうとずっと考えてきた。"誰が責任を取ってくれるんだ"、"責任の所在をはっきりしておかないといけない"、"責任問題になりかねない"、"それは無責任だ"、"こどもの責任は親の責任だ"、責任とつく言葉が登場する場面は、いつも鬼気迫る場面ばかり思い浮かびます。
"責任"という言葉を調べてみると、
1.立場上の任務や義務。2.自分のした失敗や損失による責めを負うこと。3.法律上の違法な行為をしたときに受ける制裁。民事責任や刑事責任。とあります。
仕事の上では、責任には遂行責任、説明責任、賠償責任と大きく3つあり、やり遂げること、遂行責任の過程で変更や遂行されなかった場合に相手に納得するよう説明すること、説明してもなお不足のある場合にその代償を払うこと。
このような社会的な責任をはたすことは必要ですが、暗く重くのしかかります。社会的な行為に対して人質を取られている感じさえします。
ホ・オポノポノでいうところの責任はどうも社会的な責任と違うと思います。
私がたどり着いた考えはこうです。私が見聞きし体験しているのは、あの人でもこの人でもない、他でもない私の体験だという事であり、それらは私が再生した記憶であると認識する事。そして、その経験をクリーニングするか記憶を再生するに任せておくか、どちらかを決める事。これがホ・オポノポノでいう自分の責任で生きるということではないかと思います。ヒューレン博士がクリーニングか記憶を再生するかのどちらかだということをどこかで言っておられたが、このことを言っているものだと思います。
本を読み終えた昨日の今日で、妻との会話の中に気づきが得られました。これがウニヒピリからの伝言なのかな。さっそく見せてくれてありがとう。
良いこともクリーニングするというのが今回の大きな収穫だった。
"責任"というのはとりあえずこんな感じかな?ということで良いとして、次は"期待しない"ということです。"期待しない"って難しい。だって、ともすればホ・オポノポノに期待していたりするからね。
タムくんの絵がとても可愛らしい。