リバース【電子限定かきおろし漫画付】 (GUSH COMICS) [Kindle]

著者 :
  • 海王社
4.15
  • (10)
  • (12)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 111
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「リバース」の感想記事(SSブログ)へのリンクです。
    https://yuri-hyky-dia-issho.blog.ss-blog.jp/2020-10-11

  • オメガバースはすきじゃないのだけど、この作品は別。
    わたしのように、オメガバースはちょっと趣味じゃないだとか、運命の番とかには萌えないだとかいう人には、ぜひ一度読んでみてほしい。オメガバ苦手ってだけで読まずにいるならもったいない。

  • [ふゆ side]

     円が吐木を迎える準備をしていた中盤あたりから、もう辛くてたまらなかったんだけど、序盤からそのあたりまでのエピソードが、のちに見事に呼応しながら収束していく様に圧倒された。あちらこちらに登場していた違和感が、容疑者がはっきりした段になって、するするとほどけていく感じ。どの立場の人間であったとしても、端から端まで、どうしようもなくやるせない。最後に出てきた少女は、たぶん冒頭に出てきた子だよね? あのとき隣にいた子と、この子もいろいろなものを抱えてきたのかもと思うと、やはりやるせない。でも、未来はあるのだよ。

     バース性のない社会って、つまり、わたしたちが生きているこの現実で、そして、ここがユートピアなんかではないことはもうよくよくわかっているから、ヒトの、「ここではないどこか」への渇望を、さらに今さらのように思う。

     吐木が、いろいろなものを抱えながらも、圧倒的な光属性で、ずっとぶれることなく真正面から円を大事にしている様が、救いだったかなぁと思う。そういうところも含めて、αってことなんだろうな。

     おまけ。電子版についていたおまけが、思わぬほのぼのエピソードで笑った。よかったね、吐木くん。

  • オメガバース。施設で一緒に育ったαのためにΩのふりをするβの献身的な愛。噛み痕の刺青とかAVで勉強とか、健気だわ …。

全4件中 1 - 4件を表示

麻生ミツ晃の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×