逃げるな新人外科医 泣くな研修医2 (幻冬舎文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 一気読みした。このシリーズ面白すぎる。

  • これは面白い。文句なし。

    甘辛の塩梅とか、明暗、軽重、硬軟の具合、諸々の要素がとにかくちょうど良い。

    世の中のお医者さん方(特に自分の担当の先生方)、いつもありがとう。

  • 医者の不養生とは、自分に構っていられないほど日々人の命を扱っているからなのだろう。ギリギリで頑張ってくれている人たちがいることに、ただただ感謝しか出来ないけど、働きに見合った報酬がきちんと還元される世の中になって欲しい。

  • 主人公の恋が進んでいき、積極的な女の子とのやり取りにドキドキします。そして、患者さんとのやり取りに、涙します。この辺りは外で読むのは危険。数年後の隆治を見てみたい。シリーズ化して、ドラマにして欲しい。読み終え時に優しい気持ちになれて、仕事へのやる気が出る本です。

  • (2023/5)シリーズ2作目。研修医だった隆治が初期研修を終えて外科医として働き始めた。今回は登場回数は多くないものの以前と同じ上司の岩井先生、相変わらずのクールビューティーだけど今巻では意外な一面を見せる佐藤先生に加えて、初期研修一年目の研修医凛子と共に、外科医として成長すべく、今日も患者さん達の命と向き合う。前回合コンで知り合ったはるかちゃんとの進展、そして鹿児島の父ちゃん。僕は医者じゃないけれど、海外にいることを理由に僕も(そして母親も)やりかねないな、、と思いながら。

  • 雨野隆治は今年三年目の新米医師。隆治は前期研修を終えて外科医になることを選んだ。今は後期研修期間だが、もう研修医とは呼ばれない。しかし一人前の外科医ではないので、色々と失敗ばかりして先輩に叱られながら毎日格闘している。そんな時に医師国家試験に合格して初期研修医としてやってきたのが西桜寺凛子である。

  • 研修医を終え新人外科医として勤務する雨野隆治だが、お嬢様女医の西桜寺凛子が研修医としてつくことになった。凛子に振り回され先輩女医の佐藤の厳しい指導のもと、大腸癌患者の担当医になる。失敗し悩み医療現場過酷さと死に対する馴れてしまう恐ろしさに葛藤し、それでも実直な隆治に好感が持てる。そんな中、鹿児島の父親が大腸癌の緊急手術の知らせがある。忙しくて帰れなかった隆治だが、佐藤に相談すると帰るようにと、佐藤先生、意外に人間味のあるところを見せる。しかし、悲しい結果が。合コンで知り合ったはるかとの仲がほのぼの。

  • 軽いけど面白い

  • 続編 作者が現役の医者だけに内容がリアル。新人外科医目線での緊張感が伝わってくる。人の人生に関わることもある医師という仕事は責任の重い大変な仕事だと思う。では自分の父に対してはどうか。医師の目線と子の目線、それは患者の家族の目線だった。

  • 「泣くな研修医」の続編で、引き続き雨野隆治くんのお話。研修期間が終わって外科医になったばかり。自分の不甲斐なさに直面して落ち込んだりしながら毎日の激務に励む。雨ちゃんが不器用なところがあるけど、真面目で悩んでいて、はるかちゃんじゃないけど見ててほっとけない気持ちになるよ。頑張れって応援したくなる。隆治に色々なことが降りかかって大変で、この先も大変そうで、でも頑張って乗り越えていい医者になってほしい。
    周りのお医者さんたちも魅力的です。クールで腕の良い女性の先輩、佐藤先生。お調子者のようで根はしっかりしている同期の川村。ぶっ飛んでるかと思いきやしっかり仕事のできる研修医の凛子。そして患者の水辺さんも印象的だったな。今度ドラマ化されるようだけど、キャストがイメージと違うとがっかりしちゃいそう。小説は良かったです。

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著者プロフィール

1980年神奈川県生まれ。鹿児島大学医学部卒。現在は湘南東部総合病院外科勤務。著書に『泣くな研修医』シリーズなどがある。最新作は『やめるな外科医 泣くな研修医4』(幻冬舎文庫) 。

「2022年 『ココロギミック 異人と同人3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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