忘れられた花園 下 (創元推理文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 上巻では多少ワクワクさせられたものの、段々とハーレクインロマンス的に。大切さな従姉妹のために子供産んで子供の近くにいないことを了解する主人公が全然理解できない。下巻に来て都合の良い話がどんどん展開されてきて、原田○ハの小説を思い出させる。
    それでも異国情緒は味わえたので星2つ。

  • 翻訳者によるとゴシック・ロマンとの事だが、確かにミステリというジャンルでくくれない物語だった。船に置き去りにされた女の子がオーストリアで一人きりにされ、その理由を探してまず本人が、そして孫へと引き継がれる謎。謎がやがて明らかになる過程も面白かったが、イライザが書いた童話や、塀に囲まれた庭の風景がとても良かった。ベースにあるバーネットの「秘密の花園」は私も好きだったなあと思い出した。結局、謎は登場人物にとって全て明らかにされるわけではないが、孫のカサンドラが前向きに生きるためには、充分すぎる終わり方だった。

  • ☆祖母の出生の謎を孫娘が追う

  • ミステリーもあり、人間ドラマもありエンタテインメントとしては十分な感じでした。

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著者プロフィール

1976年、南オーストラリア州ベリに三人姉妹の長女として生まれる。クイーンズランド大学で舞台芸術と英文学を修めた。現在は夫と三人の息子とともにロンドン在住。2006年に『リヴァトン館』で作家デビュー
『湖畔荘 下 創元推理文庫』より

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