精神指導の規則 (岩波文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「省察」では深くは語らなかった
    真理を見極めるためのデカルトの
    数学的思考方法に関する具体的な
    ノウハウを解説。

    結局、デカルトはどうやって思考
    したのか、それをリアルに感じ取る
    ことが出来る。

    代表作としてはあまり語られないが
    デカルトの神髄を知るための
    重要著作。

  • ゼミのためにalexaで聴いた

    以下は読んだ感想
    ゼミのために読了。この本の中でもデカルトは、有限な時間や記憶力を浪費しないよう、とにかく問題を容易に解くために抽象化を勧める印象がある。それは今のコスパ思考につながっているように思う。数学に関して、連比の話から基底、次元、単位、代数幾何の話題がなめらかにつながって展開されている。間に今で言う述語論理にも触れている。

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著者プロフィール

デカルト

Rene Descartes 一五九六―一六五〇年。フランスの哲学者、数学者。数学的明証性を学問的認識の模範と考え、あらゆる不合理を批判検討する立場を確立した。そのことによってしばしば近代哲学の父といわれる。一六三七年公刊の『方法序説』は思想の領域における「人権宣言」とも称される。長くオランダに隠れ住んだが、終焉の地はスウェーデンであった。

「2019年 『方法序説・情念論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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