子供はわかってあげない (上)(下)巻 新品セット

著者 :
  • 講談社
4.25
  • (3)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 56
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 映画をみてかなり好きだった作品。
    原作であるこちらもとても良かった。

    どうしても映画と比べた感想になってしまうのが、もどかしいけど、沖田修一監督の映画の雰囲気とも元々あっていたんだなーと思った。ナチュラルな会話だったりテンポだったりで、ギャグマンガっぽくもあるけど、すごくいい意味でその辺で交わされてそうな言葉とかも面白いし秀逸。
    絵もシンプルで全体的にさらっとしてるのに、こんなに心がワサワサするからすごいマンガだ。とても好き。とても優しい。 

    すぐご飯ぜよって言ってくれるお母さん好き。てか登場キャラみんな好き。


    なんかそれって少しさみしいね
    人が自信を持って意見を言う時はその意見が誰かから聞いたものである時だけ
    人は教わったものは教えられる
    先手を打つ
    その上混乱したら負けがこむだろ
    誰かから渡されたバトンを次の誰かに渡すこと

  • 日常。刑事。事件もの

  • 映画になったので映画を見る前だけど、読んでみた。
    いい大人が描いたのだと分かるいい漫画。
    いい大人っていうのは、いわゆるいい大人じゃなくて、本当にいい大人っていう意味のいい大人。
    この人のマンガ、他にも読んでみたくなる!
    ラスト一個手前の下りは、ホントになんかもう、胸キュン以外の何ものでもなく、自分史上一番ナイスな告白シーンでしたね。素晴らしい。


  • 高校生の恋愛が最終的にメインだけど、最初はお父さん探しがストーリーの重きで少しミステリー要素で楽しめる。
    キャラクターを魅力的に描くのが本当に上手な漫画家さんだなぁ、と思います。
    ヒロインはリア充なスペックなので魅力的で当然なんだけど、
    脇役たちもみんな魅力的なんですよ。
    ヒロインの女友達とか、お父さんが間借りしてる家のご家族一人一人すら。
    逆に言うと、嫌な奴が1人もいないっていう爽やかすぎるとこや、人間ドラマなストーリーなのにドロっとしたとこが1ミリもない、のが難点かもしれません。
    私は大好きです。

  • 時々表紙のイラスト等を目にする事はあっても、中身を見ること無くスルーしていたものの、今回弾みで上下巻通して見てみたら、見事にハマった。淡々としているのでスルスル読んでしまったけれど会話のやり取りが良いです。電子で読んだけれど紙媒体で手元に残しておきたい。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

2008年に新人賞受賞作『ごあいさつ』でデビュー。2014年に開始した連載デビュー作『子供がわかってあげない』は実写映画化もされる人気作となる。2020年に『田島列島短編集ごあいさつ』『水は海に向かって流れる』が評価され第24回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。『水は海に向かって流れる』は2023年6月に実写映画の公開も予定。現在「モーニング・ツー」にて『みちかとまり』を連載中。

「2023年 『みちかとまり(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田島列島の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×