父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

  • Audible Studios (2020年7月3日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 経済の根本的な話を本当に分かりやすく説く。
    読み物としてもとても面白い。

    経済的な危機が構造的に起きることがよくわかる。
    こんな碩学が、大臣を務めていたとは…(それでもギリシアの経済は大変だけど)
    台湾のオードリータンといい、ちょっと日本の大臣と比べてしまう・・・

  • うっすらと心の中にあったことが
    明確に書いてあり、
    大変参考になった

    性悪説でしかないのかな、人間は、

    そして満足と不満の両方がなければ
    本物の幸福を得ることができないと
    かかれた時に
    すごく腑に落ちた

    忘れてはいけない言葉
    君には今の怒りをそのまま持ち続けて欲しい
    でも賢く、戦略的に怒り続けて欲しい
    そして機が熟したらそのときに
    必要な行動をとってほしい
    この世界を本当に公正で理にかなった
    あるべき姿にするために

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著者プロフィール

ヤニス・バルファキス(著) 1961年ギリシャ生まれ。経済学者、政治家、現ギリシャ国会議員。英国、オーストラリア、米国などの大学で教鞭をとった後、2015年1月に成立したギリシャ急進左派連合政権(シリザ)のチプラス政権時において財務大臣を務める。その際の国際債権団(トロイカ)との債務減免交渉の過程は、邦訳『黒い匣――密室の権力者たちが狂わせる世界の運命』(明石書店)に詳しい。財務大臣職を辞した後は、2016年から欧州草の根政治運動のDiEM25(Democracy in Europe Movement)のリーダーを務め、2018年には米国上院議員バーニー・サンダースらと共にプログレッシブ・インターナショナル(Progressive International)を立ち上げた。『黒い匣』以外の邦訳書に『父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話』(ダイヤモンド社)『わたしたちを救う経済学――破綻したからこそ見える世界の真実』(Pヴァイン)、また、論文に「ヨーロッパを救うひとつのニューディール」(『「反緊縮!」宣言』<亜紀書房>)がある。ウェブサイト:www.yanisvaroufakis.eu/
  

「2021年 『世界牛魔人ーグローバル・ミノタウロス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヤニス・バルファキスの作品

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