竜女戦記 1 [Kindle]

著者 : 都留泰作

• 平凡社 (2020年5月20日発売)

感想・レビュー・書評

[けいちゃん（渡邉恵士老）さんの感想 · 2020年6月24日]

著者の都留泰作氏は、文化人類学者でありながら漫画家という異色の人物です。
そんな著者の描く壮大な歴史ファンタジーです。
ストーリーも面白いのはもちろん、数コマしか出てこないサンカやケンモンといった山の民など、文化人類学者としての本領を発揮して描かれた世界観にものすごく惹かれます。
冒頭に出てくる「陀国」の地図なども、実際の地理や歴史を元にしてオリジナルの世界観に落とされており、元ネタを想像する楽しみもあります。
1巻はけっこう悲惨な始まり方でしたが、今後の物語に期待です。

[yonosuke2023さんの感想 · 2023年12月22日]

なかなかキツい出だしだな。

[zerotester21さんの感想 · 2022年6月6日]

　タダ読み( ´ ▽ ` )ﾉ

　戦国〜江戸時代を窯変させた歴史ファンタジーマンガ。
　魔仏によって天下取りを認められることになる主婦の話。ただしその質として三人の子どもの身柄を奪い取られる。

　頭から尻尾まで完全嘘話なのに、とにかく細かいところまで作り込みが緻密（冒頭の架空地図などあれだけの数の地名を考えるだけでも大変な作業だったろうと推測）で、強烈な説得力を持つ作品。どんどん引き込まれてしまう。
　
　全３巻？　
　機会があったらぜひ続きも読んでみたい( ´ ▽ ` )ﾉ
（にしても、これ本来 紙版だと1,320円もするの(ﾟдﾟ)!?　異様に強気な価格設定にもまた驚愕させられた(@_@)）
2022/06/06
＃3131

[arkbさんの感想 · 2020年6月8日]

著者プロフィール

京都精華大学マンガ学部准教授/文化人類学、マンガ家

「2015年 『談　no.104』 で使われていた紹介文から引用しています。」