中央公論 2020年 07 月号 [雑誌]

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910061010701

感想・レビュー・書評

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  • 【時評2020】東浩紀「『Fukushima50』から考える震災後、そしてコロナ後」読了 東は「最近はコロナ後の社会をめぐる議論が喧しいが、日本がまだ震災後の社会すらまともに作れていないことは忘れてならない」と述べ, 「私たちは原発事故も収束できないし、ウィルスにも打ち勝てない。人間の力には限界がある。その不都合な現実から目を逸らさないのが、震災後/コロナ後の社会の本当の第一歩ではないだろうか」と問いかける.

  • そろそろコロナの話題ばかりもどうなのかと読み始めましたところ、さすがに少し変化があり、コロナ後に視点が向いた内容でした。松岡亮二さんの論が印象的で、以前から問題だった「教育格差」が、コロナによる休校等の影響でさらに広がる可能性があるなど、一度視点をコロナから外しての問題点への取り組みを行わなければ、変な方向に行ってしまう危険性は感じます。医療の現場の問題点を語る堀成美さんのインタビューにも考えさせられます。今回人々が得た気付きを大切に、世の中を設計し直す必要があることを考えさせられる内容だったと思います。
    いくつか新連載もスタートしていました。この辺りも日常に戻っていくことを感じるものでした。

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